俺は口を開けた

あずさは俺の口の中に指をゆっくり入れようとする

「(笑)違うよ、チョコレート」

「あっ、ごめん(笑)」

あずさはベッドに置いてあったチョコを取り俺の口に入れてくれた


「おいし!あずさも食べて」

「うん」


俺はあずさがチョコを口に入れたところで頭を持ち俺の顔に引き寄せた

びっくりしていたあずさは大きく目を開いていた

あずさの唇をぺろっとなめるとそのまま口の中へ……

「……っん」

舌を使って口の中のチョコを舐めて溶かし自分の口へ流し込む

ゴホッ

あずさはすぐに俺から離れて体を起こしてくれた

「大丈夫!?」

「びっくりした(笑)チョコが喉に……」

ジュースを飲む

あずさはティッシュで口を拭いていた


あずさの隣に座った

「ごめん……ちょっとやってみたかった、カッコ悪いな」

「角度がね(笑)気管やばかったよね」

「甘いキスがしたかった(笑)」

「やったことあるの?甘いキス」

「チョコ?」

「違う……キス……私以外の人と……」