「ごめん、本当に……」

「もう、大丈夫(笑)」


どうしようかな……


「あの、さ……この間から平野とカフェに行くようになったじゃん?」

「うん」

「ぶっちゃけ、その事についてどう思ってる?」

「楽しいよ!藤井くんて学校じゃ無口なのに2人で話すと全然しゃべるよね?」

「それは、平野とが喋りやすいんだと思うよ、俺だって正直楽しい、好きな物を理解してくれるのって嬉しいよね」

「まあ、わかる(笑)」




「でさ、今度は俺の事はどう思ってる?」

「うーん、子供っぽい?」

「うん?」

「最近、メールとかビデオ通話しても可愛いって思ってしまっている自分がいるのね、食べ方とかもそうなんだけど……」


「……初めて言われた」

俺は照れてしまった

「よく、返事をうんって言うじゃない?それがまあ、可愛いと思います、はい」

「逆に俺は平野が妹なのを知ってるじゃん?何でしっかりしてるのかなって」

「それはお姉ちゃんが何も出来ないからです(笑)」


「俺、しっかり者の人も好きだなぁ」