「起きたにゃ?って可愛い、もう一度言って」
「大輔くんは私の事を忘れて寝ていたにゃ?もうフリードリンクの終了時間が来るから出るにゃん」
「可愛い……寝てごめん」
大輔くんは立ち上がって私の手をとり猫カフェから出た
手を離すことなく無言で歩いていく
近くに美術館があり周りは木におおわれて所々にベンチが置いてあり、座った
「鈴ちゃんはさ、猫みたいだね」
「どういう事?」
「自由に歩いて、人に甘えて、寄ってきたと思ったら逃げていくこともある、高い所に登って見下ろしたり、エサに寄ってきて舐めたり」
「悪い意味かな?」
「いや、そんな猫に癒されてみんなカフェに来るし、俺も猫を抱えて寝ていたほど気が緩んだ、鈴ちゃんはそういう存在……」
「意味がわかんない……」
「鈴って言う猫を飼いたい、猫みたいに自由にしていいから俺がエサをあげたら寄ってきて欲しい(笑)」
「私は猫じゃないもん」
「……好き……俺の側にいて欲しい、大事にする」
「1つだけ聞いてもいい?」
「うん」



