次の日は映画館の前で待ち合わせだった
まだかなー、ポテト買いたいな
結構ギリギリに福井くんはやってきた
「お待たせ、はい、チケット」
「ありがとう」
お金を渡した
「いいよ、最初くらい出させてよ」
「駄目よ、はい!」
「じゃあ、これでジュース買おうか」
「私いつも、ポテト食べるんだけど」
「今の時間に?食事入らなくなるよ」
「私、食事行くとは言ってないけど?」
「織田さんクラスならみんな男は誘うでしょ?」
「見た目で判断する?」
「まあ、時間ないよ、入ろう」
2時間半の映画が終わり結局ポテトを食べなかった私は福井くんの誘いで鉄板焼きの店に入った
「何食べる?」
「焼きそばかな」
「じゃあ、頼むね」
福井くんは注文もしてくれた
慣れてる感じがする
「映画さ、どうだった?」
「まあ、観たかった映画だったから面白かったよ」
本当は大輔くんの大会が終わったら観にこようと思ってた映画だった
「そう、また観たいと思う?」
「そうね」
「また、別の映画を観に来ようよ」
「気が向いたらね」
「織田さんはいつも何してるの?」
注文の焼きそばがきて食べ始める
「そうね、家でも映画みてるかな」
髪を耳にかけた
「おっ、色っぽく食べるね」



