玄関に一礼をしてドアをゆっくり閉めた
カチャ……
私は手に持ったままのクッキーを見た
何?この感じ……ほっとかれた感?
私はそのまましゃがんでクッキーをかじる
ホントだ……クッキーの欠片が落ちる
欠片を拾ってゴミ箱に捨てに行った
「鈴!鈴ってば」
「な、何?」
「髪、出来たよ」
「ありがとう」
「今日はさ、何で色気ダダ漏れボサボサ頭なの?髪かきあげたら男はメロメロだよ」
「昨日髪を乾かさないで寝ちゃった」
「体育があるのに縛らなくちゃいけないでしょ?」
あずさはサイドを編み込み2つの三つ編みに編んでくれた
「今日は私とおソロね(笑)」
「うん……」
「昨日何があったの?言える?鈴らしくないよ、ぼーっとしてる、体調悪い?」
「昨日……大輔くんが来たの」
「うん?家に?」
「うん……」
「で?何かあったの?告白とか……あっ、されたんだったっけ」
「告白?された?私?」
「あれ?祐紀が言ってたけど、違ったの?」
あずさは私の手を引っ張って藤井くんの所へ連れていく



