「寒っ!やっぱりもう1枚何か着るもの……」
1度家に入ろうとすると走ってくる足音が聞こえた
音の方向を見ると大輔くんが走ってきていた
「ハァハァ鈴ちゃん」
「早くない?」
携帯の時計を見た
5分たっていた
「5分では無理だと思ってたんだけど?」
「来れた(笑)走るの得意だから」
「いや、でも、荷物が多いでしょ」
2つの大きなカバンを持っていた
「大丈夫、鈴ちゃんこそ外に出てくれてたんだね」
「別に……郵便を見に出たけど寒いから入ろうと思って……」
「寒い……これ使う?」
カバンからマフラーを出した
「あっ、ごめん、俺のマフラーなんて男臭いよね」
出したマフラーをまたカバンに戻した
「何か服着てきて」
「……上がっていいわよ」
「えっ?」
「だから、どうぞ」
「駄目だよ、親いないのに上がれないよ」
普通喜ぶんじゃないの?
親がいないなら……変なの
「近所の人が通るでしょ、じゃあ、玄関に入って」
「あっ、わかった」
玄関に大輔くんを通した



