カフェから始まる恋をしませんか?



朝、携帯の鳴る音で目が覚めた俺達はぼーっとしていた

2時間ほど寝ただろうか

「あずさ、起きて」

「うん……」

あずさも起きて携帯を見る

お姉ちゃんからメールが入っていた

出発前に鍵を部屋まで持ってきてと

チェックアウトしてくれると書いてあった

俺は支度をして荷物をまとめた

「あれ、祐紀ヘッドバンドつけとくの?」

「うん、眠くなりそうだから気合い(笑)」

「じゃあ、出よ」

お姉さん達の部屋へ行き鍵を渡す

「じゃあ、精算しとくから気をつけて帰ってね」

「うん、お姉ちゃんもね」

「ありがとうございました」

「祐紀くん」

「はい」

「髪あげてるほうが似合ってる(笑)」

「ありがとうございます!失礼します」


ホテルを出て体育館に向かう

観客席に座った俺は広紀の練習風景をじっと見ていた

こつんと肩にあずさの頭が当たる

ん?あずさ寝たのか……

俺はコートを脱ぎあずさにかけてやる

足を組み頭を高くして太ももに頭を置いた

昨日、無理させたかな……(笑)

試合が始まると俺は夢中になって見たがあずさはうるさい中でも起きなかった