「いない、1年の秋に別れた」
「こんな美人振るの?あっ振ったのかな?」
「んー、自然消滅みたいになっちゃった、部活に負けた(笑)」
「どういう事?」
「阿部っち、絶対にいわないでね」
「まあ、織田はモテるからな、色んな情報が流れたらいけないからな、気持ちはわかるから黙るよ」
「部活が楽しいみたいでね、部活仲間と遊ぶのを優先しちゃったみたいでね、誘っても部活の友達と約束してるから無理とか言われて、私ばっかり予定聞いてたのよね
もう疲れたと思ってメールとかしなかったけど向こうからは結局連絡は来なくなった」
「……俺は彼女を優先する」
「大輔……」
「俺が鈴ちゃんの彼氏なら電話もメールもマメにする」
「確かに大輔ならしそう、なっ、京弥」
「まあな、でも、俺は無理かな毎日とかはめんどい」
「阿部っちはそんな感じはするかな(笑)でも、ほっとかれてる感があるのよ」
「鈴ちゃんからはっきり別れようって言わなかったの?」
「……うん、だって考えてくれてないって事でしょ?」
「何か俺は織田と似た者のような感じがする」
「私もそれは思った事がある」
「何か人を傷つけたくないんだよな」
「そう」



