カフェから始まる恋をしませんか?



中学のバレー部の時も京弥はみんなの中心だった

顔もかっこいいし、背も高い、明るくてクラスや部活でも中心人物だった

3年生が引退した後には誰もが京弥がキャプテンになるものだと思っていた

だが指名されたのはその当時まだ補欠だった大輔だった

最初はとまどいながら新チームのスタートだったが俺達の引退までには色々あって、京弥は部活には残ってなかった……

だから広紀が京弥を呼べよって言った時は複雑だったが大輔も他のメンバーも京弥と普通に接してくれている

もう部活仲間という枠は外れて中学の同級生となった

部活に縛られなくていいと思った瞬間だった


あずさと織田が前を歩いていた

「あず、何を拝んだの?」

「みんなの健康(笑)」

「普通〜」

「普通がいいんだよ〜」

隣にいた広紀があずさに話しかける

「あずちゃんはいつも普通って言うよね、癖なの?」

「うーん、常に普通でいいって思ってるからかな〜」

「祐紀から見てあずちゃんは普通なのか?」

「俺?そうだな……俺にとっては特別かな(笑)」

「おーー!」

「祐紀らしからぬ発言だな」

「鈴ちゃん、こいつら2人は1番後ろに追いやってさ、早く行こうぜ」

大輔が鈴に声をかけて引っ張っていく

大輔ら3人は織田を取り囲み

2列目に広紀と京弥、そして最後に俺とあずさがゾロゾロと歩く