おれは隣のテーブルの広紀を見た
目が合うと戻ってきて、俺の隣に座る
「広紀はいつまでいるんだ?」
「1日の夜」
「初詣に行かね?」
「おー、行く」
「祐紀も彼女を連れてこいよ」
「あずさを?」
俺は携帯を開けた
確か織田と約束をしてたはず……
「おっ、京弥呼べよ」
広紀が隣から携帯を覗きこむ
俺のメールのお気に入りはあずさと京弥しかマークをつけていない
広紀は自分のところを出して勝手にお気に入りマークをつけた
「何で俺を付けてないんだ?」
「家で話せるじゃん、じゃあ広紀は俺をつけてる?」
広紀も携帯を出した
「……つけてない」
「ほら、人のこと言えないじゃん(笑)」
「じゃあ、11時に集合な、場所はまた連絡する」
大輔が言って男子は全員頷いた
食事が終わるとカラオケに来ていた
当然俺は歌うのが苦手だ
みんなの歌を聞いていると隣に愛羅が座ってきた
「祐紀、昨日はごめんなさい」
「ん、もういいよ、だけど家に急にくるとかはやめてな」
愛羅は頷いた



