…貴方がこれを聴くのはきっと私のお葬式の後でしょう。泣いていますか。もしかしたら怒ってるかもしれませんね、ごめんなさい。
もう両親から聞いているでしょうが、貴方に別れを告げたのは私が余命僅かな病気だったからです。あの時の貴方ならきっと、それでも一緒にいたいと言ってくれた。最後まで私のそばに居たいと願ってくれた。
でも、2年しか残されていない私にはその祈りすら受け入れることが出来なかったのです。死に逝く間際で、これからも生き続ける貴方を羨ましがるようなことはしたくなかった。
だから貴方の元を離れたのは私のわがまま。貴方が苦しむ必要なんてどこにもありません。
因みに、貴方は私と結婚まで考えてくれていたようですが、あの指輪はダサダサです。女の子は意外とシンプルなものが好きなんですよ。次に彼女にする女の子にはちゃんと趣味を聞いておくべきですね。
もう両親から聞いているでしょうが、貴方に別れを告げたのは私が余命僅かな病気だったからです。あの時の貴方ならきっと、それでも一緒にいたいと言ってくれた。最後まで私のそばに居たいと願ってくれた。
でも、2年しか残されていない私にはその祈りすら受け入れることが出来なかったのです。死に逝く間際で、これからも生き続ける貴方を羨ましがるようなことはしたくなかった。
だから貴方の元を離れたのは私のわがまま。貴方が苦しむ必要なんてどこにもありません。
因みに、貴方は私と結婚まで考えてくれていたようですが、あの指輪はダサダサです。女の子は意外とシンプルなものが好きなんですよ。次に彼女にする女の子にはちゃんと趣味を聞いておくべきですね。