僕は、お義母さん達と百合子の親友である川俣 陽茉莉を呼んだ。
陽茉莉ちゃんのことも百合子から聞いていたからひと目で分かった。
「まさか、百合子が死んじゃうなんて。」
「ねぇ、陽茉莉ちゃん。高校時代に何があったの?」
「実は、百合子。学校でパシられてたんです。私は隣のクラスだったから分からなかったけど。お金を取られたりしたそうです。」
「そのリーダーは誰なの?」
「百合子と同じクラスの君島 樹里という子です。
私、許せません!百合子をパシってお金を奪い取るなんて!!しかも、アイツが今でもヘラヘラして笑っているだなんて!!」
「その子が百合子を殺したのね・・・・・・!!」
「許せない・・・・・・。大事な一人娘を。」
その後、僕は『家族ごっこ』を提案し皆は快く役を引き受けてくれた。
そして、樹里を遺体の見つかった公園に呼び出した。