真澄は毎朝、幼馴染の琉一のお弁当を作り、メイクもして琉一の出勤時間に合わせて駅前に向かう。
 琉一は真澄からの弁当に実は困っているが、性格上、ハッキリと断れない。職場の最寄りの駅に降り、後輩の彩音の姿を探す。彩音のことを狙っている。
 同性愛者の彩音には一目惚れした相手がいる。それが真澄だ。たまたま琉一と一緒にいるところを見かけて心を奪われた。真澄の情報が欲しくて、琉一に愛想を振りまいている。彩音は真澄の弁当を食べる機会があり、その弁当袋を琉一に返しそびれたこともあり、朝、真澄と琉一が一緒にいるところに弁当袋を持って現れる。琉一は慌ててしまい、今朝の弁当袋と一緒にその弁当袋も持って職場にいく。その夜、彩音は琉一と飲みにいき、琉一はまた弁当袋を忘れ、彩音が二つ弁当袋を持つことに。
 そして週末の朝、二つの弁当袋を手に、彩音は真澄に直接会いにいき、告白するも、真澄から自分が男だと告白され、彩音の恋愛はうやむやに。
 しかし同じような境遇の彩音と真澄は、同士として生きていくことに。