香代子は憧れの星野百貨店の店員になり、仕事に張り切るが、失敗して怒られてばかりの日々。
ある日、長身で美形の幽霊、誠一郎と出会う。気まぐれな誠一郎に振り回されて戸惑う香代子だったが、誠一郎のことを知っていくうちに惹かれ、好きだと自覚する。
百貨店がお祭りムードで盛り上がる中、盗難騒ぎが発生する。従業員たちが不安になる中、香代子は誠一郎に強く当たってしまう。以来、誠一郎は姿を現さなくなり、香代子は心配する。盗難品のうちの一つを盗んだのは同僚だった。しかしその他の仕業は誠一郎とは別の幽霊の仕業だと判明する。盗難騒動が解決し、星野百貨店の創立記念パーティー会場で、香代子は誠一郎の姿を見かけ、追いかけて屋上の遊園地へ。2人は観覧車の上で気持ちを伝え合い、両思いになる。誠一郎は思い残すことはないと言い、消えてしまったのかと香代子はショックを受けるが、それは勘違いで、再び香代子の前に現れたのだった。