凄いなぁ~と思いながら何にするか悩む。
色々悩みながら私と翔馬君と涼太君は、チキンサラダ
蒸しパンプレートとオレンジジュース。
お兄さんは、カカミガハラサンドとアイスコーヒーを
頼むことにした。
そして外のテラスにあるテーブル席に座る。
木のプレートに野菜いっぱいのチキンサラダと
美味しそうな蒸しパンだ。
まずサラダを一口食べてみるとシャキシャキしていて
女性が好む美味しさだ。蒸しパンも食べてみると
これは、しっとりとしていてふわふわで美味しい。
なるほど……人気なのも頷ける。
それに広い広場で食べるのもいい。
暑さが無かったらピクニック気分を味わえて
最適な環境だろう。テイクアウトも出来るみたいだし
ペットを連れて来るのもいいかもしれない。
「美味しい~」
「これも旨くて好きだけど。
向こうのお店でコーヒー専門店にあるオムライスも
美味しいぞ。卵がふわふわのトロトロで
トマトケチャップが旨いんだぜ」
「あぁ、あそこね。俺も好き。
カレーオムライスも上手いし。あとさ。
その店と関係ないけどグラタンがめっちゃ旨い店もあるぜ。
ホワイトソースが手作りで
本格的な旨さでさ。あと店じゃないけど
各務原キムチも名物だぜ?
キムチ鍋にすると冬とか温まって旨いし」
そうなんだ?ふわふわでトロトロのオムライスと
グラタンは、大好物だ。各務原のキムチ鍋も食べてみたい。
翔馬君と一緒に居ると美味しそうな物が
たくさん食べられそう。太りそうなのが心配だけど
いろんなお店を案内してもらいたいと思った。
想像しただけでもよだれが出そうだわ。
「ほら、それよりも早く食べてしまえ。
これから図書館で読書感想文を書かないといけないんだから」
「うっ……せっかく忘れていたのに」
涼太君のお兄さんがツッコミと忘れていたのにと
複雑な表情になる翔馬君と涼太君。
私は、それを見て思わず笑ってしまった。
そして急いで食べると目的の各務原市民中央図書館に
行き読書感想文を書いた。
「そういえば秋には、信長まつりもあるな。
また店の周りとか賑やかになるんじゃないのか?」
「信長まつり……?」
涼太君のお兄さんが言っていた信長まつりとは、
どんなお祭りなのだろうか?
私は、不思議そうに首を傾げた。
「信長まつりは、信長の行列をパレードにしたようなものだよ!
戦国武将や火縄銃鉄砲隊などで編成する
『信長公騎馬武者行列』や歩行者天国とかたくさんあって。
賑やかなイベントなんだよ」