「ちょっと待ってよ。これ、なんだと思ってるの?」
「え? ……アメだよね?」
眉をひそめて言う私に、ひかりはその場に笑い崩れた。
ヒイヒイお腹を押さえて笑うひかりに、クラスメイトもなにごとかとこっちを見てくる。
机になんとか手をかけて顔を出したひかりは涙を流して笑っていた。
「もう、笑わさないでよね」
「でも……」
改めて手のひらの包み紙を見る。
「それ、アメ玉じゃないよ。入浴剤だってば!」
その言葉に、一気に頬が熱くなるのを感じた。
よく見るとアメ玉にしてはたしかに大きすぎる。丸文字で〝入浴剤〟と書いてあることにも今さらながら気づいた。
なんで勘違いしちゃったのだろう。
「やっぱり瑞穂って天然だよね。あたしの目に狂いはなかった」
「そんなこと……ないよ」
「え? ……アメだよね?」
眉をひそめて言う私に、ひかりはその場に笑い崩れた。
ヒイヒイお腹を押さえて笑うひかりに、クラスメイトもなにごとかとこっちを見てくる。
机になんとか手をかけて顔を出したひかりは涙を流して笑っていた。
「もう、笑わさないでよね」
「でも……」
改めて手のひらの包み紙を見る。
「それ、アメ玉じゃないよ。入浴剤だってば!」
その言葉に、一気に頬が熱くなるのを感じた。
よく見るとアメ玉にしてはたしかに大きすぎる。丸文字で〝入浴剤〟と書いてあることにも今さらながら気づいた。
なんで勘違いしちゃったのだろう。
「やっぱり瑞穂って天然だよね。あたしの目に狂いはなかった」
「そんなこと……ないよ」