窓の外
ざわざわした音が消えたね
窓際に行くと 雨の上がった匂いが少ししたよ

白い石畳に 美しい初夏の光
きっときっと忘れられるよね
つかんだその手はいつも消えていくのに
自分という存在は残ったまま