「いや、何かわからねぇんだけど、洗っても取れないんだよな。それに、誰も気付いてねぇみたいなんだぜ?こんなにわかりやすいのによ。あ、それと、寝て起きたら、足の裏とか切り傷だらけなんだけどよ、なんでだ?」
なんだろう、この不安は。
私は首、海琉は右目の辺り。
同じような人の顔があるなんて。
そして、足の裏の切り傷。
「そ、それってさ、これと同じじゃない?」
そう言って上を向き、首のアザのようなものを海琉に見せる。
「お前もかよ……なんなんだこりゃ。まさか、早瀬の呪いとか言わねぇだろうな」
「怖いこと言うのやめてよ!どうして月菜が私達を呪うのよ」
そこまで言ったけれど、動き出した月菜を見ると、絶対にありえない……なんてとても言えないよ。
あのノートを見てから、おかしな事ばかり起こるのだから。
「俺も本気で思ってるわけじゃねぇよ。それよりノートがないって言ってたよな?あるんじゃねぇの?そこに」
不機嫌そうに首を横に振り、月菜の机を指さして見せた。
月菜の机?
私の机の中に入れてたのに、なんでそんな所にあるって思ってるのよ。
そう思いながらも月菜の机に近付き、その中を覗き込んで見ると……。
あった。
どうしてここに戻っているのかわからないけれど、本当にあった。
なんだろう、この不安は。
私は首、海琉は右目の辺り。
同じような人の顔があるなんて。
そして、足の裏の切り傷。
「そ、それってさ、これと同じじゃない?」
そう言って上を向き、首のアザのようなものを海琉に見せる。
「お前もかよ……なんなんだこりゃ。まさか、早瀬の呪いとか言わねぇだろうな」
「怖いこと言うのやめてよ!どうして月菜が私達を呪うのよ」
そこまで言ったけれど、動き出した月菜を見ると、絶対にありえない……なんてとても言えないよ。
あのノートを見てから、おかしな事ばかり起こるのだから。
「俺も本気で思ってるわけじゃねぇよ。それよりノートがないって言ってたよな?あるんじゃねぇの?そこに」
不機嫌そうに首を横に振り、月菜の机を指さして見せた。
月菜の机?
私の机の中に入れてたのに、なんでそんな所にあるって思ってるのよ。
そう思いながらも月菜の机に近付き、その中を覗き込んで見ると……。
あった。
どうしてここに戻っているのかわからないけれど、本当にあった。