「そう言えば先週さ、月菜が体育の授業を休んだことあったよね?」


「ああ、うん。でもあれって体調不良だったんじゃないの?保健室にいたし」


確かに体育の授業が終わって、保健室から出てくる月菜を見たけど……でも、授業の前には元気で、私が授業に出ないのと尋ねると、月菜はこう言った。


「ちょっと、行かないといけない場所があるんだ」


その時は元気そうだったのに。


「でも、その次の日からおかしくなり始めたんだよ? 何かがあって、月菜は保健室で休んでたんだと思う」


私が知っていることを話して、皆の意見を聞く。


「別になんでもねぇだろ。きっと生理だ生理。体調が悪かったのもそれだよ」


海琉は悪い人間じゃないんだけど、こういうデリカシーのなさはどうにかならないかな。


「海琉、なかなか最低な発言だね」


摩耶が、まるで汚物を見るかのような目で海琉を見る。


あーでもない、こーでもないと話をしている中、なぜか光星は黙ったままで何かを考えているようで。


首を傾げながら、私達を見ると口を開いた。


「早瀬がどこかに行ってから体調不良になったって言うなら、一体どこに行ってそうなったんだ?」