「あー、確かにな。でもよ、今まで見たのは、元祖白い物だろ?それに早瀬と、若葉が見たっつー下半身が埋もれてるやつの三人だ。早瀬と進波音、それにその妹だって言うなら、あの日記に『呼ばれた』やつばっかだ。多分、『呼ばれた』やつが幽霊になるんじゃねぇのか」
「それなら、海琉も死んだら幽霊になるってことじゃないの……」
話せば話すほど、嫌な答えが出てくるようで。
普段の会話なら「もうやめよう」とでも言っている状況だ。
「俺は……死なねぇよ。篠目ふみとかいう顔も見た事ねぇやつとそんな約束をした覚えはねぇ。若葉としか約束してねぇからな」
こんな時に何を言ってるんだか。
でも……嬉しいけどね。
「つ、次!光星が聞いた言葉だけど、『死体を見付けて。家に帰して』って白い物が言ってたんだよね」
「そうだな。早瀬は葬式しただろ?進波音も妹も、行方不明になったわけじゃねぇし、あと誰だっつーと……篠目ふみだよな」
やっぱり篠目ふみに辿り着く。
ここまで話をしただけでも、もう答えなんてわかっている。
「どう考えてもこれは、あの廃校に篠目ふみの死体があるって事だよね。今でも未解決の行方不明ってことは、発見されていないってことだし」
「それなら、海琉も死んだら幽霊になるってことじゃないの……」
話せば話すほど、嫌な答えが出てくるようで。
普段の会話なら「もうやめよう」とでも言っている状況だ。
「俺は……死なねぇよ。篠目ふみとかいう顔も見た事ねぇやつとそんな約束をした覚えはねぇ。若葉としか約束してねぇからな」
こんな時に何を言ってるんだか。
でも……嬉しいけどね。
「つ、次!光星が聞いた言葉だけど、『死体を見付けて。家に帰して』って白い物が言ってたんだよね」
「そうだな。早瀬は葬式しただろ?進波音も妹も、行方不明になったわけじゃねぇし、あと誰だっつーと……篠目ふみだよな」
やっぱり篠目ふみに辿り着く。
ここまで話をしただけでも、もう答えなんてわかっている。
「どう考えてもこれは、あの廃校に篠目ふみの死体があるって事だよね。今でも未解決の行方不明ってことは、発見されていないってことだし」