その後、私の家が近いからと、私の家で時間を潰してお通夜の時間になった。
お通夜をやるという、駅の近くにあるセレモニーホールに行くと、高校の同級生や中学校の同級生が集まっていて。
皆、泣いていたり落ち込んでいたりしていたけど、私達四人は昼間の出来事があったから、月菜が動き出さないかと怖くてたまらなかった。
だけど、このお通夜の時は何も起こらなくて。
お通夜が終わって、皆家に帰ることになった。
何かあった時は、メッセージグループにメッセージを残すようにと。
家に帰ると、お父さんとお母さん、そして弟の紅葉が食事をしていた。
友達が亡くなって、私が落ち込んでいるだろうと気を遣ってくれているのがわかる。
料理を出してくれて、「残念だったわね」と一言。
うん、普通ならそう言われるんだろうけど、今回はちょっとわけが違う。
確かに、月菜が死んだのは悲しいけど……それ以上の恐怖を思い出して、私はブルッと身震いをした。
「明日はお葬式でしょ。今日は早くお風呂に入って寝なさい」
「うん……そうする」
交わした会話はそれだけ。
怖くて不安で、胸がドキドキしているのがわかる。
何もかも投げ出して、頭から布団を被って眠ってしまいたい。
それくらいしか、考えられなかった。
お通夜をやるという、駅の近くにあるセレモニーホールに行くと、高校の同級生や中学校の同級生が集まっていて。
皆、泣いていたり落ち込んでいたりしていたけど、私達四人は昼間の出来事があったから、月菜が動き出さないかと怖くてたまらなかった。
だけど、このお通夜の時は何も起こらなくて。
お通夜が終わって、皆家に帰ることになった。
何かあった時は、メッセージグループにメッセージを残すようにと。
家に帰ると、お父さんとお母さん、そして弟の紅葉が食事をしていた。
友達が亡くなって、私が落ち込んでいるだろうと気を遣ってくれているのがわかる。
料理を出してくれて、「残念だったわね」と一言。
うん、普通ならそう言われるんだろうけど、今回はちょっとわけが違う。
確かに、月菜が死んだのは悲しいけど……それ以上の恐怖を思い出して、私はブルッと身震いをした。
「明日はお葬式でしょ。今日は早くお風呂に入って寝なさい」
「うん……そうする」
交わした会話はそれだけ。
怖くて不安で、胸がドキドキしているのがわかる。
何もかも投げ出して、頭から布団を被って眠ってしまいたい。
それくらいしか、考えられなかった。