「…ヤスくん、座ろうか?」

瑛太に促され、桑田は首を縦に振るとソファーに腰を下ろした。

「あ…皆さんも、もしよろしかったら」

夏々子はBIRDMENをソファーに腰を下ろすよう促した。

「ああ、そうだね。

じゃあ、お言葉に甘えて」

徳重が思い出したように言うと、彼らは向かい側のソファーに腰を下ろした。

「何を話したらええやか?」

荒畑がそう聞いてきた。

「えっ…」

夏々子と瑛太と桑田は顔を見あわせた。

肝心な宗助は部屋を出て行ってしまったため、自分たちはどうすればいいのかわからない。