* * * ピーンポーン インターフォンが、鳴った。 「ん…誰だよ」 時刻は午後6時 家に帰って着替えた途端、稚尋の家のインターフォンが鳴った。 稚尋は高校に入ってから、マンションで一人暮しを始めていた。 「はーい」 そのインターフォンに何の疑問も持たず、稚尋は迷わずドアを開けた。 ガチャ .