そこまで打って、すぐにメールフォルダを閉じる。


何をしていただなんて。







彼女は兄共々、学校に泊まっているのだ。



「はぁ……。ばっからし…」





虚無の言葉を真っ白な天井に吐きながら、意を決し、通話ボタンを押した。














馬鹿だと思われてもいい。


呆れられても構わない。



これだけの時間、想い人が変わらないと言うのも素晴らしく一途なのではないだろうか。

そう、思ってもない言葉を自分に言い聞かせながら。











こんばんは。そっちは楽しい?







“僕”






“…は寂しい”













我ながら困り者だと、この時自覚した。