ビクッ




その鋭い瞳にからめとられ、過剰に反応してしまう。









「だっ…大丈夫だってば……」





額にうっすらと汗が浮かびそうになっていた。






「そーかぁ…?アイツの口の上手さは詐欺師並だぞ?」






「さっ…詐欺師って……///」






いくらなんでも言い過ぎなんじゃあ……




澪はそう思った。













堪えられなくなり、澪が稚尋から視線を反らすとそれを好都合としたのか、稚尋の笑みが顔に広がった。