♪side:プロローグ

午前二時のネオン街が俺をここまで癒すなんて思っていなかった。ここまで慰められるなんて思っていなかった。名前も知らない人を抱いた夜をきっと一生忘れない。俺はもうきっと、あいつの事を忘れられない。