*** 「……どうして土方さんがここに?」 疑問符を飛ばす沖田さん。 壬生寺から帰宅したら部屋にトシ先輩が居るのだから、不思議に思うのも無理はないと思う。 「沖田さん、おかえりなさい」 声を掛ければ、驚いた様子で自分の口元に人差し指を当てている。 トシ先輩が居るのだから、話しかけるのは不味いと思ってのことだろう。 だけど――。 「……トシ先輩に、全て話しました」 そう、伝えれば――これでもかというくらい目を見開いた沖田さんは、震える口で「……どうして、」と言葉を絞り出す。