だってそうだろう?

 今はまだ朝の七時。

 この時間に起きてこんだけ言われたらそりゃ、ため息の一つや二つ漏れるだろう。

「はい、じゃあ食べましょうか」

 テーブルに並んだ四人分の食事。

「いただきます」

 俺は腰を下ろし、手を合わせてから先ずは味噌汁を啜った。