誰が誰ととかそういう更なる組み分けがない時、そういう時は僕も会話に入りもすれば皆も俺に話を振ってくる。
が、たまに来る誰が誰とという枠組みが出来ると俺は自然と会話の対象から外される。
これは別にいじめとかではない。
それは至極自然な流れで、その事にチームイッチーの面々も、勿論俺だって無意識でなんの思いも感情も抱かない。
これはそういう流れなのだ。
最初はこうだったとか、少しずつ変化したとかじゃなくて出会ったあの日、言葉を交わしたあの日からずっと自然に続いている流れだった。
故に、チームイッチーの面々が何か罪悪感を覚えることはなく、また僕も不快な思いを抱くことはない。
というか、だ。
俺はどこのグループと行動してもポジションを変えず、チームイッチーと同じような距離感で接している。