「はいはい、ごめんねイッチー。だけどさ、やっぱ少し笑えるんだけど。イッチーって」

つもりだったのに、イッチーの反応がみたいだなんてイタズラ心が働いてしまった。

「あん?」

「意外と夢見る少女思考だよな」

こうなると止まらない。

結局思ったことを全て言い切ってしまった。

 ああ、勿論。

 その後俺はイッチーにタックルを食らわせられたのは言うまでもない。

 それはじゃれ合いとかってレベルじゃなくて、結構本気のプロレスレベルの代物だった。