ほら、現にその証拠にこの変な女に俺は笑われているじゃないか。

変な二人組の俺達は真夏の畑で汗を滲ませながら野菜の収穫をした。

「さて、シャワーを浴びて着替えますか!」

朝ごはんを食べ、宿題をし、昼ごはんを食べ、畑で水やりを終えるとすぐ様彩蓮はそんなことを言った。

「いやいやいや。早いだろ、流石に。見ろよ?まだ二時過ぎじゃん。花火は七時半からだし、まあ、祭りに行くにしてもそれでもやっぱまだはえーよ」

そのまま俺は畳に大の字に寝転がる。

全身でアピール。

まだ早い。

少し落ち着け。

ってか休ませろ。

そうアピールする。