そう言って、軽く肩をすくめてみせる。


「お前、いい奴だな。前から知ってたけど、本当にいい奴だ!」


男の声を聴きながらホワイトの背にまたがり、「あぁ。それをわかってんのは、あんただけだ」そう言うと、手をふって再び街へと戻ったのだった。