窓の下から上へと現れた青年に、目を丸くする。
青年は茶色く汚れたボロ切れを身にまとい、無精ひげを生やしていた。
竜の方は真っ白で、微かな日の光で体がキラキラと輝いてみえた。
「これは……どういうこと?」
唖然としていると、青年が「ここを開けろ!」と、窓を指さして叫んだ。
ローズは左右に首を振り、「ダメよ。魔女に禁止されてる!」と、叫び返す。
窓ガラスが少し分厚いため、叫ばないと届かないのだ。
「お前を助けに来た! 開けろ!!」
青年は茶色く汚れたボロ切れを身にまとい、無精ひげを生やしていた。
竜の方は真っ白で、微かな日の光で体がキラキラと輝いてみえた。
「これは……どういうこと?」
唖然としていると、青年が「ここを開けろ!」と、窓を指さして叫んだ。
ローズは左右に首を振り、「ダメよ。魔女に禁止されてる!」と、叫び返す。
窓ガラスが少し分厚いため、叫ばないと届かないのだ。
「お前を助けに来た! 開けろ!!」