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毒のせいで体力を消耗したローズはいつの間にか眠りに落ちていた。


気がついたときには火が炊かれていて、その向こうには目を閉じて眠っているホワイトがいた。


その寝顔が可愛くて、思わず微笑む。


「起きたか」


その声に振り返ると、アリムは大きな蛇の首をつかんで立っていた。


その様子に、思わず悲鳴をあげそうになるが、なんとかそれを我慢した。


蛇は濃い茶色で、ローズの体の横幅をゆうに上回るほど大きかった。


「これが、今夜のご飯?」


「そうだ。嫌ならこっちを――」


言いながら、後ろ手に隠していたドラゴンレッドを差し出すアリム。


「ちょっと、やめてよ!」


咄嗟に後ずさりする。


アリムはその様子におかしそうに笑うと「冗談だって」と、ドラゴンレッドと眠っているホワイトの横に置いた。


「あなたって性格悪いわ」


「お前は世間知らずだ」


「ボロボロの服着てるし」


「人を見た目で判断すんのか?」