その後、ミリカは歩きながら独り言を言っていた。





「おばあちゃん家に行くの、楽しみだな~!!」





やがて、家に着いた。





「ただいま~!」





「お帰り~!」





ミリカの母が言った。





「もうすぐ夏休みだけど、大阪に行くの、楽しみね!!」

「そうだね!!」

「久しぶりに行くけど、おばあちゃん、元気かしら?」

「きっと、元気にしてるよ!!」

「そうね!!」





それから、ミリカは、自分の部屋に入った。





「おばあちゃん、今頃、どうしてんのかな~?

会うの、久しぶりだから、とっても楽しみだな~!!

他の色んな人達に会うのも楽しみだけど!!」





そんな事を考えていた。





やがて、夜になった。





リビングで家族揃って晩ご飯を食べる。





「いただきま~す!!」





ミリカの妹のアミも

「お姉ちゃん、大阪に行くの、凄く楽しみだね!!」と言った。

「うん!!」





ミリカの母も、

「ワクワクするわよね!!大分久しぶりだもんね!!」と言う。

アミは、

「うん!!あ~、おばあちゃん家に着いたら何しよう!!」と言う。

ミリカは、

(おばあちゃん家で何するかは考えてなかった)と思っていた。





(そういえば、おばあちゃん家で何しよっかな~?

〝いつもと違う事が出来る〟っていったら、それは、何だろう?)