遊舞は、また学校に入って、授業を受けた。





その日の6時間目の授業は、

「理科」だった。





遊舞はその時、

(あ~、この教科、成績優秀な泳が特に得意なヤツだ!!でも、

昨日、泳はあんな事、言ってたけど、言ってた事、何が何だか

さっぱり解んなかったな~)と思っていた。





やがて、授業が終わり・・・・・・





「〝起立〟〝礼〟〝着席〟」





〝キーンコーンカーンコーン〟





その日もまた、泳、奏、演人と一緒に帰った。





すると、奏が

「今日は、何もなかったね~。良かった良かった!!」と言った。

遊舞も、

「うん!!本当に良かったよ!!!」と言った。

すると、演人は、

「しかし、昨日のアレは、何だったんだろうね~」と言った。

遊舞は、

「さぁ?でも、今日はホント、

何もなくて良かったな~!!!」と言う。





奏と演人は、

「そうだね」と答えた。

泳は、

「そうだね。でも、昨日の事、どういう事だったのか、

本当に気になるね」と言った。

遊舞は、

「うん。それに、先生も言ってた通り、

また、いつ起こるか分からないから、

気をつけないといけないね」と答えた。

奏と演人と泳は、

「うん。気をつけよう」と言った。





数十分歩いたところで、

また皆、バラバラになり、遊舞はまた1人になった。





遊舞も、

(そうだよな~。気をつけないとな~)と思っていた。