人間ってそんなもの
誰かの楽曲に似た題名ですが、別に盗作しようとしたわけではありません。題名を考えていたら、たまたまそうなってしまったのです。だから、全く違う内容を書こうと思います。
今日は、ものすごい暑い一日で、ほぼ外には出ませんでした。普段から、外に出ることはお箏関係か、着物関係などでないとしないので、何もない日など、本当に部屋から出ないことも多々あり、ノートを開いたり、パソコンに向かったりしています。なんか、不健康な生活かもしれませんが、これが楽しいのです。と、いうよりこれしか楽しみがないので、他に見つかったらまた変わっていくことでしょう。それまでは、与えられた楽しみを、飽きるまでやろうと考えております。
暇さえあればこればかりやっていて、テレビもほとんど見ません。ニュース番組はネタ探しには絶好の機会になりますが、それ以外のものは、始まったらすぐに消してしまいます。
理由はただ一つ、見ても何も意味がないから。テレビドラマというものは、最近は突拍子もない展開ばかりだし、登場人物の動きも非常にわざとらしいものが多く、見ていて非常に馬鹿らしい。流行りの健康番組は、今まで気にしないでいたものばかり気になって、かえって不健康になります。逆を言えば今のテレビはニュースと天気だけ伝えてくれれば十分で、見ていると馬鹿らしくなって、嫌な気持ちになるほうが多いです。
最も嫌なものはスポーツ中継です。これ、なんのためにやるんだろう?といつも思います。例えば、本当にその場面を見てみたいなら、実際に野球場に行ってみればいいことだし、テレビに向かって、応援しても届くはずはない。なんのために放送しているんだろう?という気がします。確かにオリンピックやワールドカップのような記念碑的なスポーツの祭典であれば、多少中継してもいいとは思いますが、、、。でも、一番大事なことをテレビは忘れてしまっているようです。それは、勝ちばかり中継して、負けは一切放送しないこと。老子の「汚いがあるから美しいがある」はまさしく名言で、スポーツも「負けがあるから勝ちがある」なのですが、なぜテレビは勝ちばかりこだわるのでしょうか。人生は勝つことはほんの一握りで大半は負けでできてます。必需品になっているテレビに、負けを克服して次にどうするかをもう少し語らせてみたらどうでしょう。そうすれば、子供の厭世観も軽減するのに。