母が逮捕されて以降、僕は周囲の人間と必要以上に関わらない所謂『暗い奴』になっていた。
なので、高校でも誰とも馴れ合わず、1人で生活するつもりだった。
休み時間、僕は決まって体育館裏に居た。
ここなら誰も来ないし、誰にも迷惑をかけることもない。
僕は周囲に人がいないのを確認すると、ポケットからカッターナイフを取り出した。
カッターの刃先を手首に当てて、力を込めて深く切る…
そんなことを何回か繰り返す。
やがて、僕の血色の悪い手首は血だらけになった。
リストカットを終えた僕は、カッターをポケットに仕舞い、血だらけの手首を口に近付け、そして、溢れる血を啜った。
なので、高校でも誰とも馴れ合わず、1人で生活するつもりだった。
休み時間、僕は決まって体育館裏に居た。
ここなら誰も来ないし、誰にも迷惑をかけることもない。
僕は周囲に人がいないのを確認すると、ポケットからカッターナイフを取り出した。
カッターの刃先を手首に当てて、力を込めて深く切る…
そんなことを何回か繰り返す。
やがて、僕の血色の悪い手首は血だらけになった。
リストカットを終えた僕は、カッターをポケットに仕舞い、血だらけの手首を口に近付け、そして、溢れる血を啜った。