重い身体を引きずるように梯子を上り、狭くて落ち着く寝室スペースにスライディングよろしくなだれ込むと、眠気が一気に襲ってくる。

 明日の講義に、あの子はくるだろうか。
 今度こそ昼メシのひとつやふたつ誘って―――