私の言葉。私が、これから、横澤とどんな関係でいたいか。
感情はごちゃごちゃしているけれど。
これが、横澤が告げてくれた“好き”って言葉に返せる返事なのかは分からないけれど。
でも、これは確かな気持ち。
「私、横澤ともっと一緒にいたいです、」
「……うん」
「でも、……・友達はいやです、」
「……う、ん?」
「私、横澤のいちばんの女の子でいたい」
「うん……うん」
「一番でいたいし、……たぶん、私の中でいちばんの男は今もこの先も横澤だとおもうから」
「うん………、え?」
「こんなわがままで面倒な女でもいいならっ、わあ!」
グイッと左手を引っ張られて彼の胸の中に飛び込む形になる。