「はあ?」
これには彼も呆れた声を出した。
「まあ、あんたとはこうやって2人でごはん行くから、一緒にいるところ見られて誤解されているんだろうけど」
「そりゃ自業自得だから仕方ない」
「はあ!?」
なんで!
「だっていつも誘ってくるの、おまえのほうじゃん」
「うっ……」
そうだ。いつも私からメッセージを送って彼を連れまわしている。
事実だ。自業自得は事実だ。そういう状況作っているのは私だ……
「だって横澤と話すの楽しいんだもん……」
うう……横澤やさしいから、いつも急にメッセージ送っても「いーよ」の3文字で返事来るからさあ……
それも、彼への甘え、になっているんだろうな。
「 」
彼がぼそりと何かを呟いた。