『ピピーピピーピピー!』
『ポチっとな』
「あ~、もう朝か~?
ったく、起きるのめんどくせー!
仕事行きたくねぇ~な。
ん!?
イタタ、なんか今急に腰痛くなってきた。
これは一刻も早く布団の中に入らねばっ!」
『ドドドドドドドド!!』
「ん!?
階段を物凄い勢いで駆け上がってこちらに向かってくる人間離れした気配は……、もしや!」
「くおぅらっー!!」
「キャャ〜!!」
「何がキャ〜!
や!
失礼なやっちゃな!」
「今のは冗談やって!」
(かみさんの顔……恐えし)
『フンッ!』
(もはや、目に殺意感じるわい)
「ご、ごめんちゃい」
「!??
・・・・・」
「凍りついたような顔して……、
お前急に、ど、どないしたんや?」
「なあ……、あんた?
あんた一体いつからそんな変な喋り方するようになったん!?」
「え、ワイの話し方いつもと変わらんが……」
「それに、あんたな〜!
何やそのダボダボな服装?
そんないかにもオッサンが今まで使ってたような
首筋やワキらへんから加齢臭がプンプンするパジャマを
なんで着てんのや!?」
「へい?」
ワイはハッ!と思った。
さっきから気になっていたこの低い目線。
ワイはおそるおそる自分の身体を見回し、
そして胴の辺りを触ってみた。
『ナ、ナヌー!!!』
「どれどれ〜?」
『もみ、もみ』
『ぷにぷに♪』
『おお、
おおおおおおおおおおおおおおおー!!!』
「こ、こ、こ、こ、コケーコッコ!
こ、これはゆゆ式事態ではないかっー!!
この張りは成長期、小学6年生くらいか?
ガキの分際で、
なんや、このロリ 天使《えんじぇる》の名器《アーティーファクト》は!
なんや、この実写版、いいや、2次元版ペろちゃんのホッペの様なピュアで清らかな気持ちよさ、そして柔らかさは!
実にけしからん!
けしからんぞー!!!!」
「あんたな〜!
何さっきからキモい顔でニヤニヤしながら独りごと言って一人で盛り上がってんのや!?」
「あ!
なあ、お前《ま》、母さん?
ここ見てや……?」
「はぁ?
ここってどこや!?」
「ここや、ここ!
ほら?
ワイに……」
「へ!?」
「《《ちっぱい》》が・・・・・・ある」
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
「はぁ〜!?
バカが朝からビックリした顔で、
なにバカな事言うてんのや!!
早《はよ》う着替えて朝飯食わんか~い!」
ワイは慌てて布団から飛び起きると、
洗面台の鏡で自分の姿を映した。
「・・・・・・。
な、な、な、な、な、
なんじゃこりゃゃゃゃ~!!!!」
長い髪をモシャモシャしながら慌てふためくワイ。
元はゴツゴツしていたワイの体型は、
小柄で手足も細く全体的に華奢に……。
髪の色はクリーム色、
髪型はロングで毛先にだけパーマがあてられていた。
「さっきから喋るたびに妙な違和感があるのはなぜや?」
ワイは恐る恐る自分の声に意識を集中し、
そして誰もいない鏡に向かって語りかけてみた。
『♀ア~、ア~!』
「声が高えな。
でも……、小学生にしては落ち着きのある感じの声。
これじゃまるで、都内の王族一家のおチビちゃんとアイドルコンビを組んでる小学生みたいやないか~い!
よし!
今度は少し声のトーンを落としてみよ」
『♀ねえねえ危《キ》リト~!!』
「おいおい!
今度はご自慢のデカちちで二股流ラッキースケベな主人公を誘惑する 両手乳使《ブレイダー》いの年頃AI娘かっ!
・・・・・・、
一応、こ、この台詞も試したろ」
『♀もっと先へ……≪加速≫したくはないか、
中年《・・》』
「どやっm9(^Д^)」
読者の諸君
「・・・・・・」
「サーセン、
ちょっと調子に乗りすぎやしたL(==;)」
←←こらこら、声で遊ぶなw ←←←←
「ん!?
いま誰かつぶやかんかったか!?
Σ(゜ロ゜)
ま、いっか。
ところで、ふむふむ。
さっきの声はえ~と確か、
そう!!
あれやあれ!
己が電波でじゅうぶん変わり者の分際で
後輩に先輩風吹かせた
腹黒の王と呼ばれる女子高生の声やな」
第1話 おわり
「ってオイ!
終わるの待たんか~い!!
さっきの全部ワイの声ちゃうな?
読者の諸君もそう思うわな?
よしよし、そうやろそうやろ。
と言うことはだ!
つまり……そういうこっちゃ」
『ゴクリッ』
『♀ワイ、こ、こ、
声まで女の子になっとる~!!!』
そう、読者の諸君がお気づきの通りである。
ワイは体の丸みや胸のあたりが成長期真っ盛りの今ドキの女子小学生になっていたんや。
こうして、ワイの新しい人生は最悪で最高なかたちで幕を開けたんや。
『ポチっとな』
「あ~、もう朝か~?
ったく、起きるのめんどくせー!
仕事行きたくねぇ~な。
ん!?
イタタ、なんか今急に腰痛くなってきた。
これは一刻も早く布団の中に入らねばっ!」
『ドドドドドドドド!!』
「ん!?
階段を物凄い勢いで駆け上がってこちらに向かってくる人間離れした気配は……、もしや!」
「くおぅらっー!!」
「キャャ〜!!」
「何がキャ〜!
や!
失礼なやっちゃな!」
「今のは冗談やって!」
(かみさんの顔……恐えし)
『フンッ!』
(もはや、目に殺意感じるわい)
「ご、ごめんちゃい」
「!??
・・・・・」
「凍りついたような顔して……、
お前急に、ど、どないしたんや?」
「なあ……、あんた?
あんた一体いつからそんな変な喋り方するようになったん!?」
「え、ワイの話し方いつもと変わらんが……」
「それに、あんたな〜!
何やそのダボダボな服装?
そんないかにもオッサンが今まで使ってたような
首筋やワキらへんから加齢臭がプンプンするパジャマを
なんで着てんのや!?」
「へい?」
ワイはハッ!と思った。
さっきから気になっていたこの低い目線。
ワイはおそるおそる自分の身体を見回し、
そして胴の辺りを触ってみた。
『ナ、ナヌー!!!』
「どれどれ〜?」
『もみ、もみ』
『ぷにぷに♪』
『おお、
おおおおおおおおおおおおおおおー!!!』
「こ、こ、こ、こ、コケーコッコ!
こ、これはゆゆ式事態ではないかっー!!
この張りは成長期、小学6年生くらいか?
ガキの分際で、
なんや、このロリ 天使《えんじぇる》の名器《アーティーファクト》は!
なんや、この実写版、いいや、2次元版ペろちゃんのホッペの様なピュアで清らかな気持ちよさ、そして柔らかさは!
実にけしからん!
けしからんぞー!!!!」
「あんたな〜!
何さっきからキモい顔でニヤニヤしながら独りごと言って一人で盛り上がってんのや!?」
「あ!
なあ、お前《ま》、母さん?
ここ見てや……?」
「はぁ?
ここってどこや!?」
「ここや、ここ!
ほら?
ワイに……」
「へ!?」
「《《ちっぱい》》が・・・・・・ある」
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
《《ちっぱい》》がある
「はぁ〜!?
バカが朝からビックリした顔で、
なにバカな事言うてんのや!!
早《はよ》う着替えて朝飯食わんか~い!」
ワイは慌てて布団から飛び起きると、
洗面台の鏡で自分の姿を映した。
「・・・・・・。
な、な、な、な、な、
なんじゃこりゃゃゃゃ~!!!!」
長い髪をモシャモシャしながら慌てふためくワイ。
元はゴツゴツしていたワイの体型は、
小柄で手足も細く全体的に華奢に……。
髪の色はクリーム色、
髪型はロングで毛先にだけパーマがあてられていた。
「さっきから喋るたびに妙な違和感があるのはなぜや?」
ワイは恐る恐る自分の声に意識を集中し、
そして誰もいない鏡に向かって語りかけてみた。
『♀ア~、ア~!』
「声が高えな。
でも……、小学生にしては落ち着きのある感じの声。
これじゃまるで、都内の王族一家のおチビちゃんとアイドルコンビを組んでる小学生みたいやないか~い!
よし!
今度は少し声のトーンを落としてみよ」
『♀ねえねえ危《キ》リト~!!』
「おいおい!
今度はご自慢のデカちちで二股流ラッキースケベな主人公を誘惑する 両手乳使《ブレイダー》いの年頃AI娘かっ!
・・・・・・、
一応、こ、この台詞も試したろ」
『♀もっと先へ……≪加速≫したくはないか、
中年《・・》』
「どやっm9(^Д^)」
読者の諸君
「・・・・・・」
「サーセン、
ちょっと調子に乗りすぎやしたL(==;)」
←←こらこら、声で遊ぶなw ←←←←
「ん!?
いま誰かつぶやかんかったか!?
Σ(゜ロ゜)
ま、いっか。
ところで、ふむふむ。
さっきの声はえ~と確か、
そう!!
あれやあれ!
己が電波でじゅうぶん変わり者の分際で
後輩に先輩風吹かせた
腹黒の王と呼ばれる女子高生の声やな」
第1話 おわり
「ってオイ!
終わるの待たんか~い!!
さっきの全部ワイの声ちゃうな?
読者の諸君もそう思うわな?
よしよし、そうやろそうやろ。
と言うことはだ!
つまり……そういうこっちゃ」
『ゴクリッ』
『♀ワイ、こ、こ、
声まで女の子になっとる~!!!』
そう、読者の諸君がお気づきの通りである。
ワイは体の丸みや胸のあたりが成長期真っ盛りの今ドキの女子小学生になっていたんや。
こうして、ワイの新しい人生は最悪で最高なかたちで幕を開けたんや。