第3章は3つのストーリーで書いています。

1
舞台は明治時代の奄美大島。
そこで両親とともに暮らす松。
島の村人たちは薩摩藩の役人に家畜のように強制労働をしいられていた。

松は学校にも行けず日々強制労働に従事していた。

そんな松はある日、島あるガジュマルの木の上に、
自分と同じくらいの年の少女の姿をしたガジュマルの精ケンムンをみつける。

2
アルビノの少女イヴ

『ねえ?
君はさ……、
文明社会が人を幸せにしてきたと思う?』


天文物理学者の青年ひかる。
異次元の狭間に飛ばされた彼は目を覚ました。
ひかるが目を覚ました場所。
そこは、人類がまだ高度な道具や言語を獲得する前、
人が非力な猿人として野生動物に殺され、
そして当たり前のように食べられていた過酷な大地だった。

猿人達は群で行動することで外敵から命を守っていた。

そんな過酷な大地で、ひかるはイヴという少女に出会う。
彼女は他の猿人達とは明らかに違う。
彼女の目はウサギのように赤く、
また、全身の肌は真っ白だった。

イヴは群の中ではいつも仲間はずれにされていた。
みな、彼女が怖かったのだ。

ひかるはあることがきっかけで、イヴと仲良くなる。
お互いが言葉でコミュニケーションできなくても、
2人の心は通じ合った。

これは、人がまだ猿だった太古の昔、
僕に愛を教えてくれた少女の物語。

3
宇宙を消そうとする5次元少女と、
宇宙を守る為に対峙する5次元少女。
2人が巻き起こす神がかりな異能バトル。
しかし、宇宙の運命を揺るがす事態は意外な形で収束することになる。