深夜、マユが戻ってきた。少しほろ酔いのマユは、帰るなり怪獣になったブシに抱きついた。 「ブシコ、会いたかったよぉ」 「止めろ。臭い。止めるのじゃ」 「ブシコの大好きなマユタンだよぉ」 「離れるのじゃ。マユタン殿」 「殿はいらないからぁ」