綺麗な眼(まなこ)に羞恥心がわく。赤面しかける私を覗きこむ美しい少女。
二人とも黙っていたら、家庭教師にかける素敵な少年の声が図書室に響いた。

「先生、来客ですか?」
私は目線を動かし、捕らえると更に硬直する事になる。

美青年の少年期を体現する姿を、私の目が捕らえたからだ。

二人とも男女で対に作られた黒いレースを基調とした服を身にまとっていた。
二人の薄い髪が、黒いレースに映える。
学生服の私は異世界に迷いこんだかの錯覚を覚えた。