親友として、二人に溺愛されていた私ではなく、双子達が勝ち負けを競う、道具に、されてたんだ。

悔しさよりも悲しみが、私を、襲ったが、双子達は悪びれもせず、ゲームの終わりを告げた。「さよならアル」

従う珈音(かいん)が禁断の恋をしてる事に気づく。そして、それを溺愛する亞鐘(あべる)が、心変わりを起こさない様に、この様なゲームが、行われるのだ。二人がお互いしか見てないていう関係を壊さない為に。

「アルは卒業するね」と、私は言って、二度と御屋敷を訪れる事はなかった。