Chapter383






Chapter383







さて、内定をもろたんが12月のクリスマスを控えた週の月曜日。





生憎、社長は出張中。




Chapter355でゆうてた個人面談、クリスマスまでにやるゆーてたし、

鶏虎さんや角橋さんやったら、決定権ないから話にならんしな。





そん時にぶちかまそか。

んで、個人面談当日。




朝礼で今日やるゆーたくせに、昼休憩から帰ってきたら。





角橋さんが。



「社長からゆわれとるから、俺の昼休憩終わったら個人面談俺がやるから。」




やて。






話、出来ひんや~~~んっ!!!!!







と思おたけど、


当たり前やけど退社日交渉期限あるし、内定先には早く入社日決定伝えたかったしで、




角橋さんでもええから、話そうと決めた。

角橋さんの昼休憩が終わったらすぐにするかと思おたら、


数時間経過して、




「やろか。」






やて。







行動が遅いやっちゃな、と思いながらも応接室に移動。


(応接室ぐらいしか部屋が無い(呆)









んで、角橋さんの第一声。








「社長から先月話されたんやろ?で、自分でどう思う?」





やて。






午前中になんやら2人で話込んどったから、角橋さんが面談中かと思おたら、うちを脅す算段付けとったんかいな。

んで、しゃーないから、角橋さんへ爆弾投下。





「あ、そのことなんですけど、うちからお話があります。退職することを決めました。」







そん時の顔といったら(笑)(笑)(笑)







「・・・そっか~~残念やなぁ~~~。え?なんで?」





とりあえず、本音はゆうつもりないから、






「茂籾さんや古妬さん、襷苳さんを見て、もっともっと頑張らなあかんと思いまして。」








「そうなんか。なんか、目標でもあるんか?」






「・・・ああ、はい。まあ。宿紡くんみたいに前向きに挑戦したいなと。」








「ほんで、次は決まっとんの?」









「ああ、はい。」







「そうか、まあ俺も転職してきた身やし、このご時世、今の若い連中はすぐ転職するし、まあ、頑張りぃや。」







「はい、頑張ります!(超笑顔で!)」









「社長には俺から連絡しとくから。」






「お願いします。(笑)まさか、面談が社長やなかったから、驚いて。(笑)」






「そうやな。俺も驚いたわ。(笑)ご近所やし、辞めてから会っても無視せんといてな。(笑)」










で、一旦終了。

んで、面談以外でもクリスマスを控えた金曜日やったさかい、立て込んだちゅー名の押し付けで、うちが残業しとったら。





社長が帰ってきよった。









面倒やけど、しゃーない社長にも話すことにした。





帰ってきて、角橋さんからも連絡いっとって、面談も反故にしよったんに、一向に動かんさかいな。







「社長、今、ええですか?」






なんて、下手にお伺い立てたら






「ん、ええよ。」




なんて、上から(笑)

例の如く、応接室へ。







しゃーなし、うちから切り出す。







「角橋さんから話は?」






「ああ、もろたで。残念やわ。」








角橋さんと同じように聞かれたから、同じように答えた。










「んで、いつ辞めんの?」





「早よ来て欲しいゆわれてまして、来月いっぱいで。」






「そうか!そんなおってくれんのか!」








「(驚きつつ)ああ、はい。あ~有給ってどれくらい残ってます?使わして欲しいんですけど・・・」





「ああ、ええよええよ、使わさしたる。鶏虎に調べさすわ。」







「みんなには、年末最終日にお茶会設けるさかい、そこで話すわな。」










やて。






もっとごねられるかと思おたけど、




やけにあっさり終わったわ。









んで、もう疲れたし、これ以上社長達と一緒におりたないから帰宅した。

あっさりはええねんけど、





有給を使わしたる。って・・・・・・








義務も果たしとらん上に、権利まで与えてやってると勘違いしとる。






しかも角橋さんにまで根回しして、口振りからもそやけど。






うちを悪者に仕立て上げ、辞めさせる算段やったな。








しかも、来月いっぱいおることに驚いたみたいやし。






そりゃ今までの人達は一刻も早く縁切りたかったやろうから、即刻辞めてきたんやろうしな。






角橋さんも角橋さんで、無視せんといてな。とか(笑)









今までうちの気持ち散々無視してきたんは、お前らやねんけどな。







まあ、出勤時間も帰宅時間もまるで違うし、



そもそも蜀仙に行く以外、会社の周辺には行かん。






心配せんでも、絶対会わへんから!!!!

ちゅーか、社長に、




「茂籾さん目標とかゆうたらあかんで。絶対無理やから。(笑)」






とかぬかしよった。









いやいやいや。






方便やから!!!!!






本気でゆうわけないやん!!!!!










つか、また無理とか、お前はうちの何を見てきた?



なんも見とらんやろ。






元気が一番、精神論ばっか、自分の好きな奴しか認めん。





そんな否定しかせーへんお前に、本気でゆうわけないやん!!!!!!

Chapter384






Chapter384







社長は、うちの退職はみんなには年末最終日ゆうたやんか。(Chapter383参照)




週明けの朝礼でゆいよった!!!!(驚)













まあ、うちはええねんけど、ええねんけど、











自分のゆったことも、守れん上に覚えとらんのかいな・・・・・

Chapter385






Chapter385







さて、うちが退職決定(Chapter383参照)を伝えた年の年内最終日はちゅーと。











出荷も運送屋が年末年始体勢やから無しにしたから、番濡雌さんと杤吐さんと妻傳さんと古妬さんは自分らの部屋だけお掃除。

(出荷はギリギリに出されても、うちが大変なだけやから、うちが無しにした。)






襷苳さんと茂籾さんは、内職さんへ賃金支払いで外出。



鶏虎さんは、年末やからか分からんが前日に今日は来られへんから。なんてゆうて来ん。



社長と角橋さんは、挨拶回りで外出。




宿紡くんはリース配達手伝いで外出。










前日と前々日で、うちはきっちり残業して終わらせたさかい、郵便もリース伝票も昼過ぎにしかけーへんしで。




やることなくて、ほんで誰もおらんしで、一人でお掃除。



ちゅーても一人やから、最低限の最低限しかせーへんけど。







んで、その間に、




電話、来客、荷受け、



そんでもってお茶会に必要なお弁当が届いたから受けとる。

(普通鶏虎さんのやるべきことやろ、って思ったけど、お弁当屋さんに悪いからちゃんと受けとったけどな。)

朝礼で社長が指示した時間は13時。








番濡雌さん達のお掃除が、もう少しで終わりそうな雰囲気を醸し出しとった



12時35分頃。





宿紡くんが帰ってきた。






うちがちょっと席を離れとって、事務所に誰もいなかったことに驚いとったわ。







んで、次は襷苳さんと茂籾さんが帰ってきた。





12時55分。






さすがに年末で道路が混み合ってたらしく、全部は無理と諦めて、残りは午後に回すんで帰ってきたようや。

時刻は13時13分。






番濡雌さん達のお掃除もお片付けも終わったようで、







襷苳さんが茂籾さんに、




「まだか?」





って催促。







茂籾さんは、






「社長と角橋さんはもう少しで戻ってくるやろうから、待っとって。」





と返した。







んで、そっから数分後。





角橋さんからうちの会社の携帯に着信も、すぐ切れたんで折り返した。






ほしたら。






「あと、10分ぐらいで戻るけど、先食べといて。」





やて。







宿紡くん(1階でなんやら作業中やった)も茂籾さん(マナーモードやった)もでーへんかって、うちにかけたようや。



(事務所に確実におんのは、うちやのに順番最後ってな。(笑))









で、茂籾さんにゆうたら。







「待っててあげよな。」







やて。





まあ、うちはそれに従ったけど、角橋さん焦ってた様子やったけどなぁ。





まあ、ええか。








因みに、茂籾さんは宿紡くんにお茶用のお湯を沸かすように命令。





残念。




うちがちゃんと用意しとります。






茶碗も人数分出して、お盆にセット済み。




お弁当かて、机の上片付けて拭いて準備万端や。











つか、こんな時でも自分でお湯も沸かしにいかんとはなぁ。

んで、待つこと数十分後。






時刻は13時32分。







角橋さんが帰ってきた。






食べ始めとらんことに驚いて。






「なんや、食べとらんかったんかいな。俺と社長、14時には出なあかんくなったさかい、早よ準備して。呼んできて。」






やっぱりな。






って、事情があったんやろうにって思おたけど、うちが止めたんやないしな。






んで、宿紡くんと茂籾さんが襷苳さん達呼びに行っとる間に、うちはお茶と椅子を用意。







ノロノロゾロゾロ現れ、着席。






んで、押しまくっとるくせに、社長を待つ。

社長もようやく着席して、






13時39分、お茶会開始。








くっちゃべりながら食べるみんなに適度に相槌うちながら、上品に食べるうち。(笑)

(何故かうちより食べるん早い角橋さんと番濡雌さん(笑))






お弁当の蓋開けとる間に、隣席の茂籾さんに割箸をパクられるちゅーハプニングもありながらも、和気あいあいと食べる。







その間に、うちの話にもなったけど、




華麗に濁して、


あからさまな前向き宣言しといた。









実は、本音ぶちまけるんは、転職サイトの評判欄にしよう思おてんねん。





蜀仙なんて、検索しても住所録ぐらいしかヒットせーへんさかいな。






実情を知ってもらわなあかんわ。







けど、書き込む時期は後々やけどな。







バレると面倒やからな。(笑)

食べ終わって、お片付けも勿論うちがして、





時刻は、14時5分。






番濡雌さんと杤吐さんと妻傳さんと古妬さんは、即帰っていった。





襷苳さんと茂籾さんは、内職さん回りの続きに出発。









うちも、郵便もリース伝票も終わって、やることないさかい、帰ろうとしたら。








「榊さん、これ〇〇さんが引き取りにくるから。」






やて。







いやいやいや。







と思おたけど、義理立てする気もうサラサラ無いから。(笑)






「うちも今から帰るんですけど?」





ってゆーたった。(笑)








ほしたら。







なんやかんや、角橋さんと話とったけど、宿紡くんがおるから、で落ち着いたらしい。







「帰って大丈夫ですか?」






と、一応聞くと。






「ええよ、お疲れさん。」






やて。

んで、帰宅したんは14時23分。






本来なら14時10分には帰宅出来とったんやけどな。






ちょっと無駄な時間やったけど、押し付けられるよりマシか。





宿紡くんがどうなったんかは勿論知らん。(笑)







けど、14時に出なあかんくなったちゅーてたんに。







ほんま、自分達の都合以外考えとらんなぁ。


Chapter386






Chapter386







そして、年があけました!!!!!








あけましておめでとうございます

今月限りですが


就職した会社がめっちゃカオスな件について


をよろしくお願い申し上げます

*最終日まで、あと11.5日出勤*
*(退職まで、あと18日)*







新年一発目。





ちゅーことは、蜀仙では12月の締めをする日や。






年末から、うちが危惧してもいけるいけるなんて他人事やった社長以下は戦力外として、金曜日やしで、うちは締め以外を押し付けられても、受け入れることにしてん。





因みに、




社長は、年始の挨拶回り。



角橋さんは、なんや見積に追われとった。




番濡雌さんと杤吐さんと妻傳さんと古妬さんは、出荷はせーへんさかい、ゆっくり仕事。(年末から、年始の締めやから無理とゆっといた。)



襷苳さんは宿紡くん携えて、内職さん回り。



茂籾さんは、年末年始の発注に追われる。








そんなこんなで、またまたまたうち一人で作業やけど、



締めれなくても、うちのせいやないしな。











それに、思ったより無かったわ。




年末に思いっきりやったさかい、年始分を差し引いて、31日までは数日分。





日々の努力の賜物やな。

因みに、朝礼で番濡雌さんはChapter298の再現しとったわ。





「年末年始は、掃除と食べるだけで、疲れるし太るしで、ええことあれへんわ。早く仕事したいなぁ。って毎日思おとりましたわ。」





やて。








けど、やっぱりそのくせ、きっちり休む。






仕事したいんなら、すればええやんな。(笑)

因みに因みに、新年の挨拶って、





あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします





やんな。



だいたい、こんな感じやんか。



得意先にかける一発目の電話でも。







けど、蜀仙は違ってん。








普通に、おはよう。だけ。






しかも、うちからしてやっと。






うちが後ろ向いとって気づかんかったら無言やったわ。






特に、社長は顕著(笑)







朝礼前に出会わんかった襷苳さんには、朝礼の集合時にゆったんに。





うちには全く無しっ!!!!!






挨拶も勿論うちからゆって返しただけ。









まあ、ええか。



よろしくしたないしな。(笑)







スルーやスルー。

悪いな。



話戻そか。






締めやけど、結果的にちゃんと締めれたで!







伝票もリース伝票も売上も全部な。







(リース伝票がリース工場からけーへん1件と伝票をファックスもらう約束がけーへん1件、計2計を除く、全て。)





(この2件は、いつも伝票が遅いから、得意先、社長や鶏虎さんも了承済みなやつ。)







ただし、いつもうちがきっちりしとる年始分や仕入れ伝票分、原価出す分やらは全く手を付けとらん。(笑)





1月末締めは日付け的にせんでええし、有給差し引いたら、な。












そんでも、締め終わったんは、19時30分を過ぎた頃。






途中で、



先にファックスご所望の得意先にファックスしたり、




茂籾さん売上の単価が間違っとって、うちが訂正、出し直したりしとったさかいな。













まあ、正直、20時過ぎてもええか。ちゅーて思おとったから、覚悟の割にうち的には早く終わった方やな。

Chapter387






Chapter387







有給やけどな、鶏虎さんに聞いたら7日と半日やて。









もうちょい残っとるかな思おたけど、
(感覚的に。)



ほんまかなぁとも思おたけど、
(給与明細に残数記載無いさかいな。)





揉めるん嫌やし、承諾(ちゅーか、そうですか。で済ました)した。










社長も使わしたるちゅーてたし、(Chapter383参照)




鶏虎さんも申請書書いたら自由でええってさ。(Chapter333参照)

入社初期の悪環境に慣れとらん頃のインフルエンザが効いたみたいやな。






しっかし、そんな感じで有給取っといて、逆によかったわ。





最大日数やったら、末に辞められへんとこやった。





やっぱ、全部使い切りたいのが心情やんか。




でも、内定先には迷惑のかからん範囲で、年末年始挟むし、で悩んどったんやけど。







7.5日やったら、むしろベスト!!!






20日の締めはせなあかんけど、大変な末締めはスルー出来るし、






末締め分の伝票入力やらなんやらかんやらは、全部せんでええしな。(喜)

後任も募集するゆーてたけど、果たして来るんやろか。


(けど、うちを辞めさす計画では、人入れるゆーてたし、なんら不都合はあれへんと思うけどな。むしろ計画通りちゃうんか?)







けーへん確率の方が高いけど、来ても選りごのみする社長やから採用するか分からんけど、





引継ぎの経験もしたいしなぁ。(希望)










どっちにしろ、



うちの業務は押し付け半端無いし、



うちの仕事は丁寧かつ細かいから、



うち以外が続けるんは不可能やと思われ。













宿紡くんがするはずの業務も(Chapter273やChapter308参照)




あれから完全放置のクラウドも(Chapter296参照)





うちが胆やし、





パソコンやソフトに疎くて、うちが頼りの蜀仙やさかいな(笑)
















はてさて、どーなることやら。




見ものでっせ!

Chapter388






Chapter388







*最終日まで、あと10.5日出勤*
*(退職まで、あと17日)*







Chapter386で、締めれなかった内の1件を締めたで。




結局、ファックスはけーへんくて、請求書と一緒に郵送されてきたわ(驚)




まあ、締めれたからええか。






んで、もう1件は、リース伝票だけやねんけど、店舗数が多いのなんの。




30件分、a工場

5件分、b工場

2件分、c工場

1件分、d工場





計、38件分





枚数は勿論、件数×日数=1000枚数超え!!!!!!!






これをもうしなくていいちゅーんは、嬉しいような寂しいような・・・





いやいや。



こんなデータ入力にも満たん作業は、うちの人生においてやり過ぎた。




もう充分やわ。

ごめん、また話それたな。




戻そか。





ファックスでは枚数多すぎるから、10日に一度まとめて郵送になるa工場。



郵送されるんいつも遅いねんけど、珍しくむっちゃ珍しく、届いとった!



いつもこの工場待ちになって、しかも枚数多いから萎えるねんけど、最後の最後でタイミング合うとか(笑)







一方、b工場は得意先の都合により、途中からネット経由になったから、工場が入力すれば反映されるんで楽々。



(因みに、これのせいで社長は今や完全放置のクラウドなんてゆいだしたんやでな。)









c工場は、最初からファックス。



これまた遅い上に、請求書できよるから、出来上がるまでが長い長い。


(a工場よりはマシやけど、商品細かいから大変なんは変わらん。)










で、問題はd工場。


1件だけやのに、10日一度のファックスの約束やのに、




遅い!!!!!!!!



郵送のa工場より遅いねん。





今回は、a工場がいつもより早かったんもあって、残りはd工場だけ。

12月10日までしかファックスきとらんかったから、

(12月中に催促電話する暇もなかったわ。)



d工場に電話したら、





「あれ~送ってなかったぁ~???おかしいなぁ、今日中に送るわな。」






んで、今日中にけーへん。(笑)








いつものように、



午前中いっぱいかけて、このリース伝票軍団の処理を強行

(角橋さんから、くんの今頃なんやなぁ。って呑気にゆわれた。)






午後イチから、出荷やって、得意先都合の締め直しを角橋さんからゆわれたからそれもして、




間には、会長の出荷も会長から押し付けられたけど、無理やから妥協して明日にちゅーたら、それでええとかぬかす。



んでも、発注たくさんきとって、


得意先にもゆわれたらしく在庫気になる会長は今日中に出せと鶏虎さんにゆったらしく、


鶏虎さんがやりよった(本来なら当たり前の自分の仕事をしただけやけど、ありえんぐらいお礼を連呼しといた。)




(次の日に入荷予定で出荷出来ひん分は、やれときっちり(押し付け)渡されたけどな。)




まあ、そのせいで、在庫数えなあかんくなったけど。







で、残業しとったんに、d工場からリース伝票のファックスはけーへんかった。






まあ、ええか。



うちは責務をちゃんと果たしとるさかいな。





もう、ええねん。




ファックスきたら、入力して締めたらええだけやから。

Chapter389






Chapter389







襷苳さんの自分中心、またまた発動したで!





うちがみんながやらない出荷を一人で、運送屋の時間に間に合うかなぁ~ってむちゃくちゃ頑張ってスピーディーにしとった時。






襷苳さんが、1階の出入口でノロノロしながら、





「〇〇(得意先)にファックスした?」




やて。





勿論うちは分からん。



ほしたら。





「なんやねん!葺昴さんにちゃんとゆうたで!ファックスしなさい!」






命令(笑)



と思いつつも、うちは出荷が間に合うかどうかの瀬戸際。





得意先には悪いけど、うちの体はひとつわねん。






分かりました。と、見下された命令口調にも応じず返したら。






「〇〇(得意先)は急いでるねんで!はよしなさい!」






あ~~、もう出荷出来んでもええや。と思って、ファックスしたで。








な、急ぎやったら、何故忙しい、事務所にもいないうちにゆう?





事務所には、鶏虎さんも角橋さんも、お前のかわええかわええ茂籾さんも宿紡くんもおるで。






何故、うち?





疑問やわ。

因みに、出荷は間に合うたで!





出荷先の人達に申し訳ないからな!











つかな、襷苳さん達はな、机に座って楽な仕事や思おてんねんやろな。





自分らは、縫製職人やねん!縫ってやってんねん!うちらがおらな仕事にならんやろ!だから敬え崇め奉れ!



なんやろな。






だから、他人の気持ち考えられずに今まで生きてきてんやろな。

Chapter390






Chapter390







古妬さんもなんやずれとる。





襷苳さんが骨折してから出荷がうちに押し付けられたやんか。(Chapter379参照)




たたみは2階でしとるから、製品は1階へおろさなあかん。




逆に縫う為に裁断したやつを2階にあげる。





これが、上がる時、下がる時で、ついでにしような。って襷苳さん達がゆった。





いやいやいや。



ゆった本人達、上がり下がりせーへんやんか!




出勤時に上がって帰宅時に下がるだけやん!







んで、必然的に上がり下がりが多いうちに降りかかる。



重たいし、疲れるし、で、今では角橋さんも宿紡くんもやらん時が多いさかい。




うちも出来るだけスルーしとる。(笑)

ごめんごめん、また話それたな。



んで、製品下げる時、今では箱に詰めて廊下に置いてあんねん。(襷苳さん達が自主的に箱に詰めて放置やけど。)




うちは気付いたら5束(計50枚)ほど持っておりる。


ちゅーか、うちしかおろさん。



時間無い時に限りやけど、角橋さんか宿紡くんに箱ごとおろしてもらう。

(製品や分かってんのに、ゆわなおろさんさかいな。)





んで、古妬さんもおろすにはおろすねんけど、2束(20枚)・・・・・・





ほんで、荷作りしとるうちに向かって、




「(2束見せながら)これおろしたで!あれやったら、まだ上に一箱あるさかい、入れるならどーぞ。」




ちゅーて、帰宅しよった!!!!







一箱の中身は、10束以上。







2往復以上したわ、うちが!







うちより非力な奴、この蜀仙にはおらんねんけどなぁ~







しかも一箱の製品、ヒモでくくっとらんもんまであった!


(大体10枚ひとくくり、半端もくくる)








雑な仕事やわ。

Chapter391






Chapter391







*最終日まで、あと9.5日出勤*
*(退職まで、あと16日)*







d工場からやっとファックスきたで!!!!(Chapter388参照)









いやはや。




あれからもけーへんくて、ついに得意先からお電話が♪





もう一回、d工場へ電話!








「すぐに送りますわ~。」







んで、ファックスきたんが1時間後っ!!








すぐって、確かに個人差はあるやろうけど、こんな差はないやろ・・・・・








んで、その得意先の請求書は、納品書等含めると請求書専用封筒に入らんさかい、運送便で送るねん。







結果的にファックスがきたんは、運送便のくる20分前。






今から急ぎに急いで入力発行すれば、ギリギリ間に合うと思おたら、





電話が鳴り、資材発注をしろとゆわれ(しかも今すぐやて)、鶏虎さんに押し付けられた出荷の荷作りをやって、新たに発注きた分を荷作りしつつ、






もうええっか♪




って、なった。









得意先は先にファックスもろたらええ、ゆうてたし。





申し訳ないな、得意先の人。




ちゃんとうちは、翌日に出すさかい、押し付け体制の蜀仙を恨んでな。

Chapter392






Chapter392







鶏虎さんは、出来るだけうちに押し付けたいらしい。





毎月、定額で売り上げる商品があって、その得意先が40件ほどある。



それに加え、




毎年、定額売り上げる商品もあって、その得意先が50件ほどある。


(売り上げる月が指定されとる得意先もあるから、毎年、忘れんように1月にまとめてあげる。)









20日の締めまではせなあかんから、(Chapter386参照)




毎月分はしゃーなし、した。





毎年分は、ほぼ末締め分やから、せんでええねんけど、(20日締め分は5件ほど)







良心でしたった。







つか、20日締め分しかせーへんって、なんかやらしいやんか。(辞める予定なかったら、普通はまとめてあげるからな。)







ほしたら。






鶏虎さんは。






「定額(毎年、毎月)あげた?」







って、聞いてきよった!!!!







勿論笑顔で、




「あげてますよ。(笑)」






って返したけど。







売り上げんと思おたから、聞いたんやでな。






普通は、まとめてあげるもんやから、そんな考えは浮かばん。







自分が、自分の仕事を他人に押し付ける考えがあるさかい、




20日締め分を売り上げて、末締め分を売り上げない




ちゅー結論に至るんやでな。












ほんまにな、ありえへんやんな。

Chapter393






Chapter393







さて、後任の件やけど、(Chapter387参照)





人っ子一人けーへん(笑)









引継ぎ経験は夢に終わりそうやけど、みなさん、正しい判断やで!









んで、同時にリース配達員も募集かけたみたいで、こっちはチラホラ問合せがある。








けど、選りごのみするさかい、現場と調整しとる角橋さんは、社長にはよ決めろと催促しとった(笑)







んで、宿紡くんに!案が浮上。









このままやったら、実現に向けて加速する一方やな。






内職さん回りとリース配達ヘルプとリース配達の商品仕訳で、営業らしいこと一個もしとらん(笑)







ああ、また、学ばずに繰り返すねんな。

Chapter394






Chapter394







実は、蜀仙には未入金が700万ぐらいあんねん。




データで残っとる10年分な。




それを表にまとめてん。







うちが請求金額、入金金額、売上金額などぜ~~~~~~~んぶ確認して、コツコツしてった努力の結晶や!




請求書もPDF化してまとめた。







それを社長に報告したら。








「昔過ぎるわ、今更ゆわれへんなぁ。」







やて。







確かに昔やけど、それは、







お前らが放置しとっただけやんけ!!!!






しかも、ほとんど社長がヘコヘコしとるグループ企業と会長の得意先。





人物の器が知れるな。

ほんで、グループ企業の経理担当者はコロコロ変わるらしく、たまに繰越金額(未入金な)について問合せがある。




それにちゃんと素早く応えてファックスするねんけど、返事はない。




入金は勿論ない(笑)





何故問合せる?






しかも、自分の怠慢棚に上げて、社長や鶏虎さんは、




(新しく)未入金があったらちゃんと得意先に連絡しぃーや。





やで。









ゆわれんでもしとるわい!!!




それでも、入金してけーへんねん!!!!







グループ企業とお前らの怠慢を正せ!!!!

Chapter395






Chapter395







*最終日まで、あと8.5日出勤*
*(退職まで、あと15日)*







さて、朝に宿紡くんがけーへんなぁ、思おたら・・・・・




さっそくリース配達員に召喚されとった!!!!(Chapter393参照)







裏切らん展開やわ~~~~~









午前中いっぱいかけて、入金処理と未入金の表(Chapter394参照)を最新に更新。





因みに、請求書のPDFなんかは削除して、未入金の表はPDF化してデータでは残せへん!





つか、うちの個人ファイルん中に入れとる、あいつらは自分に関係ないって思おとるから見とらんしで、不要やろ。




情けで、表だけは置いといたる(笑)

ほんで、ちょこちょこデータを整理しながら削除しとるねん。



紙ベースを使いやすいようにデータ化したけど、こいつらには不要やから、紙ベースに抜かりなく戻したりとかな。






ちゃんと、うちが自作したうちの為のデータだけやで。






うちが自作しとっても、社長に命令されたもんとか、みんなが見とるもんとか、発注書の履歴とかはちゃんと残しとる。
(うちの努力の軌跡やからな。むしろ見せつける!)





まあ、うちの使いやすいは、こいつらにとっては整理整頓され過ぎとって使いにくいと思われ。







角橋さんもうちが辞めるまでに押し付けようと思おたんか、



発注中のファイルの中を4、5回バタバタめくりながら、



うちには分からん基準で選抜した、クラウドに入れてもええ束を渡してきよった!!!!





束ゆーても、5件ほどで、




それも茂籾さんが発注書を回してきたくせに勝手に納品してたり、


見積書の中の1商品がもう注文がけーへんからとかだったり、





リースの追加資材を修理で済ませたからだったり、





こんなんで、うちが知らんやつだけ。






ちゃんと、売上あがって、

伝票もきて原価出せたやつは社長に見てもろて(単に判子押しとるだけやけど。)


返ってきたらクラウドにその都度しとるさかい、


うちが知っとるやつは、そこにはあれへん。





やから数はないねんな。









ほんでも、ちゃんとクラウドには入れたで。





押し付けるんは結構やけど、苦労するんはそっちやで(笑)

午後は勿論押し付けられた出荷や。


(仕入れ伝票片付けてあげよう思おたんに、あれから手付かず(笑)むしろ仕入れ先から届くから増える一方(笑))







ファックスきた発注書をうちに鶏虎さんは当然のように手渡してきて、





箱に乱雑に詰め込んだ商品を当然のように襷苳さんや古妬さんは下に下げることもせんと廊下に放置して。
(今日は3箱や!)








もう少しで伝票ができるゆー時に、運ちゃんがきてもーた。





運ちゃんは優しく待ってくれるから、急いで仕上げる。





無事出せたけど、伝票作っとる最中に、鶏虎さんが




「いける?(笑)」





ってゆーてきたんにはイラっとしたわ。









いかれへんわ!!!!!




いけてたら運ちゃんに待ってもらう必要ないねん。




つか、ギリギリで聞くとかなんなん?






聞くぐらいやったら、最初から自分でせーよ!



お前の仕事やろ!









最後ちょろっとして、忙しいんを手伝ってあげた自分優しい偉い!な、思考か?








手伝うちゃう、自分の仕事やろ!(2回目)











支払いの為に内職さんの伝票を一時鶏虎さんの手元にいくねんけど、



支払い終わったら、





「これ(伝票の束)(仕入れ伝票のファイルに)綴じといてな。」





って、渡してきよる。








自分で綴じられへんのかな?






って思うわ、ほんまに。