◆
Chapter377
◆
Chapter377
◆
さて。
ちょっと、ほんまにほんまに、
頭にキタから、書くわな。
◆
年の瀬迫る、とある年の11月初旬。
更にゆーと、休み明けの月曜日。
相変わらず、うちの机の上には、
ファックスが休み分全て、振り分けもせーへんと置いてある。
リースの伝票は、壁にかけるファイルがあるのにも関わらず、乱雑にファックスの中に埋もれとる。
それを仕訳することなく、窓拭き・掃除機・タオル洗い・トイレ掃除・掃き掃除をしながら1時間経過。
間に無駄な朝礼を挟んで、やっとこさ仕訳に取り掛かった午前10時前。
出荷も発注も伝票もたくさんあるなぁ~、
これまた押し付けられるなぁ~、
ちゅーて、晴れ渡る空とは正反対な思いを抱えながらしとったら、
「ちょっと。」
めっちゃめっちゃめっちゃ忙しい時に、社長に呼び出された。
◆
応接室に入ると、
生理的に無理な顔が声が雰囲気が、
何やら更に更にパワーアップしとる。
んで、ほんま周りを考えん自分の都合ばっかなやっちゃなと思いながら、座る。
ほしたら、第一声。
「自分、臨機応変に出来てると思っとるか?目標にするゆうたやんか。全然出来てへんで。」
・・・・・・・・・。
「会長がな、あんな怒るなんて、自分異常やで。みんな、不愉快になっとるんや。」
・・・・・・・・・。
「なあ、分かっとるんか?みんな、笑顔でやっとるけど、腸が煮え繰り返っとるんやで。」
・・・・・・・・・。
「掃除かて、ちゃんとやっとるんか?なあ?みんなは気付いてやっとるんに、それを気付かんのは、頭おかしいやろ。」
・・・・・・・・・。
「それに暗い、心が暗いねん。どうやって育ったらそうなるん?なんで改善出来ひんの?」
・・・・・・・・・。
「ずっと見てきたけど、もう無理やわ。イチからニやサンへ教えるんは簡単や。けど、お前の場合はゼロや。ゼロからイチにすんには並大抵の努力や無理や。」
・・・・・・・・・。
「みんなな、お前を育てる為に、お前の成長の為に、お前の為に、女として社会人として、ちゃんとしてやろうとしとんのに。時給だって、そんなんで上げられるかいな。なんでそれが分からんのか、理解に苦しむ。」
・・・・・・・・・。
「改善点が分からんようやったら、もう無理やから。どこ行ってもこんなんやったら無理や無理、絶対に無理や。もう人としてあかんわ。」
・・・・・・・・・。
「12月、まあ今年中やな。それまで待ってやるわ。年明けからは、人入れて時間も減らすからな。いままでの、みんなにしてきた、気分が悪なる自分捨てて、心入れかえて、やる気、あるんか?」
◆
社長が喋りまくっとる間、うちの心ん中は。
『あ~~~、こりゃほんまに頑張らなあなんな。』
って思おとった。
ブラック企業で、パワハラとモラハラのオンパレードな身内びいきが、ようゆうたなと。
ようそんだけ、人を傷付ける言葉や態度が出来るなと。
まあ、表では、
はい、努力します。
臨機応変にします。
みなさんに謝罪します。
掃除も隅々までします。
もっと明るくします。
時間減らされるのは困ります。
不愉快な点もなおします。
どこがそうなのか教えてください。
心入れかえます。
とか、ゆうといた。
一応は満足したんか、
「じゃあ、そうゆうことやから、心入れかえて頑張りや。」
で、終了解放。
仕事に戻った。
◆
けど、これまで(主に会長に)何ゆわれても、スルーなうちに、
鶏虎さんや襷苳さんには、
強いなぁ~、うちらはすぐに気にしてしまう繊細な性格やから羨ましいわぁ~
なんて、嫌味たらたらな口調でゆわれたこともあった。
そんなうちが、まさか、
ものの数十分の間に、
動悸がするようになり、
手が震え、
目眩を感じ、
耳鳴りが聞こえ始め、
声が出にくくなり、
頭が痛くなり、
吐き気まで覚えるようになった。
◆
そんな状態でも真面目に仕事して、
何故かたまたま帰国しとった蜷縄さんに、
「元気か?」
なんて聞かれても、愛想笑いを浮かべることもして。
お決まりで残業して、帰宅。
無理矢理ご飯食べて、色々して、一息ついて、
ふと、涙がこぼれた。
ああ、こんなに無理してたんやな、と自覚した。
んで、社長のゆうとったことに、こっちが腸煮え繰り返ったわ。
◆
「自分、臨機応変に出来てると思っとるか?目標にするゆうたやんか。全然出来てへんで。」
→臨機応変なんて目標、うちは掲げとらん。
あんたが勝手にゆうたことやんか。(Chapter295参照)
うちが掲げた目標は転職。
もっとまともな人達がおるところで、まともな仕事したいねん。
つか、臨機応変の言葉の意味、理解出来とらんのやな。
理解出来とったら、自ら臨機応変にしとるもんな。
「会長がな、あんな怒るなんて、自分異常やで。みんな、不愉快になっとるんや。」
→怒る、やない。
怒鳴るちゅーか、暴言や。不愉快はこっち。
異常は会長と、それを老害やからで何もせん社長のお前。
まともに反論されたことないから、癇癪起こして喚いとるだけや。
「なあ、分かっとるんか?みんな、笑顔でやっとるけど、腸が煮え繰り返っとるんやで。」
→笑顔?
ムッスとした顔で拗ねた口調で態度で、自分の失敗や紛失を認めん奴らが?
愛想笑いに筋肉痛起こしたんは、うちの方や。
「掃除かて、ちゃんとやっとるんか?なあ?みんなは気付いてやっとるんに、それを気付かんのは、頭おかしいやろ。」
→掃除?
最初は、見栄だけの会社外回りのゴミ拾いだけやったやん。
それが今や1時間うち一人。
誰かがいない時はうちが肩代わりで、うちがせん時は誰もせん。
気付いてやっとるように見えるんは、うちが裏ばっかりしとるからや。
表のちーちゃいとこだけ、ちょちょっとやって終わり。
朝礼でこれ見よがしに、掃除は気持ちええな。ちゅーアピールしとるだけ。
「それに暗い、心が暗いねん。どうやって育ったらそうなるん?なんで改善出来ひんの?」
→暗い?
うちが勤める前からおって、うちが勤めて1年後に家庭の事情で辞めた従業員は、明るなったって、笑顔が素敵やって褒めてくれとったけど。
(その人以外はお世辞でもゆわんさかいな。余計に嬉しかったわ。)
心が暗い?
元々大人しいだけ。
お前らみたいにガチャガチャしとらんだけ。
育ち?
確かに、他人を貶めたり貶したり、否定するようなお前らみたいな育ち方はしとらんな。
「ずっと見てきたけど、もう無理やわ。イチからニやサンへ教えるんは簡単や。けど、お前の場合はゼロや。ゼロからイチにすんには並大抵の努力や無理や。」
→ずっと見てきた?
コンビニに無言で行くわ、国内外出張、グループ企業社長の金魚の糞しとって、1日の数時間おったらええ方のお前が?
ゼロ?
お前はマイナスやんけ。
並大抵の努力をしたことがあるんか?
努力してきた人間は、お前みたいな人間には絶対ならん。
「みんなな、お前を育てる為に、お前の成長の為に、お前の為に、女として社会人として、ちゃんとしてやろうとしとんのに。時給だって、そんなんで上げれるかいな。なんでそれが分からんのか、理解に苦しむ。」
→理解に苦しむんはこっちや。
毒親ぐらいしかゆわんセリフ吐きやがって。
つか、時給なんて最低賃金のくせして、昇給も賞与もないくせして、上げる気なんてさらさらないやろ。
大体、一会社に、たかが人生の通過点に、そんな重要な役割任せたくあれへんわ。
学ぶべき人間なら、世の中に世界に、ぎょーさんおるわ。
つか、会長と全く同じやな。
お前なんて二人称ゆわれたん、会長と社長のお前だけや。
(勿論うちは、お前なんて他人にゆったことは一度もあれへん。(ここに吐き出しとる心の声はともかくな。))
「改善点が分からんようやったら、もう無理やから。どこ行ってもこんなんやったら無理や無理、絶対に無理や。もう人としてあかんわ。」
→お前は、他の企業をみたことあるんか?
誰かの下で働いたことあるんか?
跡取りやからって甘やかされて、狭い世界で王様気取りはお前やろ。
つか、人格否定を口にするとか、人としてあかんやろ。
(思うのはしゃーないとして。うちもそーやからな。)
改善点を話し合おうとせーへんのは、なんでや?
改善させる気ないやん。
「12月、まあ今年中やな。それまで待ってやるわ。年明けからは、人入れて時間も減らすからな。いままでの、みんなにしてきた、気分が悪なる自分捨てて、心入れかえて、やる気、あるんか?」
→え?
なに?
退職推奨?
解雇予告?
解雇通告?
なんにせよ、待ってやる?とか意味不明。
大体、人入れるとか無理やろ。
うちが勤めるまでの空白期間半年以上あって、誰かが辞める度に募集してもけーへんくて、運良く勤めてもろても、すぐ蜀仙の異常性に気付いて辞めてまう会社に、誰が来るかいな。
時間減らすとか、時間やったんかーいっ!って突っ込むわ。
バイトで入ったんを正社員のフルタイム頼んできたんはそっちやんけ。
契約書も就業規則も無いとぬかしたあげく、残業手当も有給もタイムカードも最低賃金が上がった時も、うちがゆわんかったら払わん気満々やったやんけ。
自分捨てる?
え?
お前は他人にゆわれたら捨てれるんか?
気分悪なるとか、ゆわれた人が気分悪なることは考えられへんのかいな。
心入れかえる?
入れかえなあかん心はうちには皆無やけどな。
やる気?
むしろバーンアウトシンドロームやわ。
◆
あ~~~。
書いとったら、思い出して気分が悪なって、腹立つわ~~~!!!!!
結局、社長の言い分を纏めるとこうなる。
《みんなが気持ち良く出来るように、会長の暴言には矢面に立ち、媚びへつらえ。》
《臨機応変に、みんなが何もせんでもええように、先回りしろ。》
《掃除やお茶汲みといった雑務を全てしろ。》
《明るく元気に笑顔で、常にいろ。》
《人して異常なお前を雇ってやってるんだから、感謝しろ。》
んで、一言でゆうと。
《俺様の気に入るように行動しろ。》
やな。
これ以外の何もんでもないわ。
◆
思い出しがてら、蜀仙の従業員一覧書いてみよか。
株式会社蜀仙(ショクゼン)
榊(サカキ)…うち自身、20代女性
会長…70代男性
綾牝(アヤメ)さん…会長の奥さん、70代女性
社長…40代男性
鶏虎(ケイコ)さん…社長の奥さん、30代女性
角橋(スミハシ)さん…直属上司、60代男性
咫穢臀(シエジリ)さん…お局様、60代女性
襷苳(タスキドウ)さん…元自営、70代女性
番濡雌(ツガヌメ)さん…襷苳さんの4番目娘、40代女性
妻傳(サイヅタ)さん…襷苳さんの友達、60代女性
杤吐(トチバ)さん…襷苳さんの同級生、70代女性
杵鏑(キネカブラ)さん…杤吐さんの娘、40代女性
戈殳(カシュ)ちゃん…外国人、30代女性
蜷縄(ニナワ)さん…現第一海外工場長、前営業、40代男性
鎭踪(チンソウ)さん…リース担当、40代男性
Aさん…Chapter26参照の営業、30代男性
Bさん…Chapter26参照の事務員、20代男性
謖蚫(ショクホウ)さん…学童繋り、70代女性
鄲鼈(タンベツ)さん…新婚、営業、30代男性
焜者(コンノ)さん…大人しい、30代女性
燻歿(クスボツ)さん…バック常備、60代女性
棺部(カンベ)さん…子持ち主婦、20代女性
伏濁(フクダ)さん…無表情、30代女性
古妬(フルヤ)さん…丸黒ぶち眼鏡、30代女性
均鱒(ナラマス)さん…第二海外工場長候補、60代男性
茂籾(シゲモミ)さん…襷苳さんの3番目の娘、40代女性
宿紡(シュクボウ)くん…茂籾さんの3番目の息子、襷苳さんの孫
葺昴(フボウ)さん…第二海外工場長、50代男性
それに加えて、リース配達員も増えたから入れとこな。
Cさん…角橋さんと仲がええ、70代男性
Dさん…背の高い無口、30代男性
Eさん…背が小さくお茶目、40代男性
Fさん…パンチパーマ気味の、50代男性
Gさん…フレンドリー、40代男性
Hさん…外国人、30代男性
Iさん…派遣、20代男性
Jさん…出家した、40代男性
Kさん…退職交渉に奥さんと赤ちゃんを連れてきた、20代男性
Lさん…すぐ根を上げた、60代男性
Mさん…深夜便担当、40代女性
◆
以上、39名。
んで、在籍遍歴。
事務全般、社内外全般
榊
会長、綾牝さん
社長、鶏虎さん
生産管理
角橋さん
制服事務
咫穢臀さん→杵鏑さん→棺部さん→茂籾さん
ミシン
襷苳さんと番濡雌さんと杤吐さん
焜者さんと燻歿さんと伏濁さん→無し
アイロン
妻傳さん
たたみ
戈殳ちゃん→謖蚫さん→古妬さん
営業
蜷縄さん→Aさん→Bさん→鎭踪さん→鄲鼈さん→宿紡くん
第二工場長
均鱒さん→葺昴さん
んで、まとめ。
退職決定者、1名
榊
退職者、19名
咫穢臀さん・杵鏑さん・棺部さん・焜者さん・燻歿さん・伏濁さん・戈殳ちゃん・謖蚫さん・Aさん・Bさん・鎭踪さん・鄲鼈さん・均鱒さん・Gさん・Hさん・Jさん・Kさん・Lさん・Mさん
現職者、19名
会長・綾牝さん・社長・鶏虎さん・角橋さん・茂籾さん・襷苳さん・番濡雌さん・杤吐さん・妻傳さん・古妬さん・蜷縄さん・宿紡くん・葺昴さん・Cさん・Dさん・Eさん・Fさん・Iさん
◆
なんや、書いとって悲しなってくるな。
退職者と現職者の数が一緒で、
しかも退職理由(原因)もほとんど一緒。
この人達以外にもおるちゃおるねんけど、入れ替り激し過ぎて思い出せる範囲はこんだけやわ。
ほんまに酷い会社やな。
◆
Chapter378
◆
Chapter378
◆
Chapter377の翌日。
社長が不在やったけど、朝礼でぶちかましたった。
「昨日、社長に注意されたんです。私の態度が会長やみなさんを不愉快にさせているみたいで、申し訳ありませんでした。みなさんが笑顔でも腸煮え繰り返っていると社長がおっしゃってて。頭がおかしく心も暗い、性格も育ちも悪いし駄目で異常な私ですが、社長がおっしゃった通り、心を入れかえて臨機応変にしていきます。私を育て成長させようと女として立派にしてくださろうとしていただいている身でこんなことを言うのはおこがましいですが、改善点も分からない私をどうかよろしくお願い致します。」
って、涙ながらに謝罪兼やる気を語ったった。
ほしたら。
「そんなこと思ったことは一度だってあれへんで。」
「みんなで助け合いながら、これからも楽しく仕事していこうな。」
やて。
襷苳さんと茂籾さんはこんな感じ。
角橋さんと宿紡くんは無言。
まあ、本音はどうか分からんけど、とりあえず丸く収まった。
◆
けど、否定したんは自分らのことだけ。
うちの人格否定やらなんやらには一切触れることなく終了~~~!!!!
つか、社長に自分らが腸煮え繰り返っとるからとかゆわれとるんに、否定はその朝礼のみ。
その後は、社長と話し合いとか否定とか一切無し。
会社の社長に自分らがそう思われとるなんて、うちはそっちの方が腸煮え繰り返るんちゃうの?と思うけどな。
◆
Chapter379
◆
Chapter379
◆
さて、Chapter378の午後、
茂籾さんの5番目の末娘(小学一年生)が体調不良とかで、お呼びだし。
そっからが怒濤の連続やった。
Chapter349の神様の天罰がほんまに下ったんかと思おたぐらいや。
◆
第一、茂籾さんの5番目娘の体調不良(二日間)
第二、娘の体調悪化で入院(七日間)
第三、娘の介護で疲れたのか茂籾さんが体調不良(三日間)
第四、2件ある内の1件の刺繍屋δの主人が足を骨折して、手術入院(業務不可能)
第五、もう1件の刺繍屋θの主人も持病で入院(数日間、業務は再開済)
第六、杤吐さんの主人の持病悪化(検査中)
第七、Gさんがぎっくり腰(二週間)
第八、海外第二工場の建設の許可やなんやらに難航
第九、襷苳さんがスーパーで転倒し腰を骨折入院(1ヶ月間)
◆
ほんまビックリしたわ~~~~!!!!
社長がうちに誹謗中傷、罵詈雑言を吐き捨てた次の日からやで。
神様の手を煩わせてしもーたけど、感謝しかないわ。
自分がしたことって、ほんまに返ってくるんやなぁ。
大切にせーへんから、年末に向けて詰めてかなあかんこの時期に、こんな事態を招くねんな。
◆
Chapter380
◆
Chapter380
◆
Chapter379の社長への神様からの天罰の顛末やけど。
茂籾さんと茂籾さんの娘の体調は回復。
刺繍屋δが業務不可能の為、近隣の刺繍屋を探してなんとか刺繍出来るように手配。(勿論、茂籾さんは鶏虎さんや宿紡くんを駒使い)
刺繍屋θは業務再開したものの、型が違うこともあり刺繍屋δの代わりは絶対無理の為、通常業務のみ。
杤吐さんの主人の持病は検査結果によっては手術や入院が必要らしく、休むかも、な状態。
Gさんのぎっくり腰は一応治ったらしく仕事しとる。
第二海外工場は難航を極め、社長と葺昴さんは行ったり来たり繰り返して、この非常事態には無関心。
んで、襷苳さんの骨折入院が一番の、この天罰の要やった。
◆
まず、縫製の流れが全てストップ。
襷苳さんのプライドを優先して、番濡雌さんに引継ぎをせんかったツケが回ってきたんやな。
番濡雌さんや茂籾さんは、母親が初めて入院(今までしんどいとか寝込んだことが無いとか我慢強い人だとかどや顔でゆってた。)したからパニック起こして仕事どころやない。
なので、
角橋さんと宿紡くんは内職さん回り。
杤吐さんと妻傳さんと古妬さんは通常通り。
会長と綾牝さんと鶏虎さんも勿論通常通り。
社長と葺昴さんは、第二海外工場のことで頭がいっぱいいっぱい。
一方、うちはちゅーと。
番濡雌さんと茂籾さんが使い物にならんさかい、
制服全般と内職さんへの指示、全員への指示をする羽目に。
結果、うちの仕事は?
掃除
荷受け
電話
一般事務
営業事務
総務事務
出荷(会長、社長、角橋さん、茂籾さん、襷苳さん担当を含む全般)
襷苳さんがプライドという名の独占しとった仕事の仕訳
内職さんへの指示
角橋さんと宿紡くんへの指示
制服全般を大方いない鶏虎さんの仕事を肩代わり
等々。
◆
んで、20日の締めも当然襷苳さん独占のせいで出荷出来るだけの商品の準備が間に合わず過ぎた頃。
番濡雌さんと茂籾さんが一応は落ち着いたようや。
(姉妹親戚が多いから仕事以外のヘルプはあったようやし、骨折やから口は達者で元気は元気やからな。)
ほしたら。
茂籾さんは内職さん回りに加わり、
番濡雌さんは最初は自分も内職さん回りするゆーてたけど、ミシンしたいからちゅーて放棄。
(茂籾さんが、番濡雌さんはミシン好きやからな。ちゅーて擁護。)
結果、茂籾さんは内職さん回りに精を出す。
結果。
社長と葺昴さん→国内外行ったり来たりで外出
会長と綾牝さん→病院巡りで外出
鶏虎さん→家庭のことで外出気味
角橋さん→リース配達の穴埋めと内職さん回りで外出
宿紡くん→茂籾さんの駒使いとリース配達の穴埋めヘルプと内職さん回りで外出
番濡雌さん・杤吐さん・妻傳さん・古妬さん→自分らの仕事のみ
留守番を押し付けられたうちが一人でこなす日々が始まった。
◆
ま~~~~~~これがまたありえへんくてな。
うちが一人で回しとるゆうんに。
「これまでお母ちゃんがどんな大変なことしとったか実感したわ。これからは、みんなが把握して助け合わなあかんな。」
とか番濡雌さんがぬかすと、うち以外同調。
いやいやいや。
襷苳さんのプライドうんぬん・・・・って、引継ぎを許否して、Chapter227の決定も実行せーへんかったからやろ!!!
うちは何度もゆうたでな。
番濡雌さんへの引継ぎ開始はどうなってんの?って。
その度にお前らは後回しにしてきたんやで。
自分が楽したいだけの考えで。
裁断屋や刺繍屋、プリント屋、内職さんは全て高齢者。
後継者がいなくて、縫い子さんも壊滅的な縫製の世界。
って、嘆いてる割には行動力が全くないやん。
まぁ、身内同族の末路ってこんなもんか。
自分らの気に入らん者は切り捨てて、気に入る者だけで固める。
当たり前に考えは固執し、成長努力を怠り、他人を育てる労力を惜しみ続け、即戦力のみ欲する。
そうしていけば、当然誰も近寄らんくなる。
自分の何かを惜しむ人間に、自分の労力を割く人間などおらん。
やから、今回みたいな事態を招いたちゅーんに。
結局、番濡雌さんは自分が成長する努力を惜しみ、周りもサポートを惜しむことで、うち以外は業務も心持ちも危機感も負担も何一つ変わっとらん。
何一つ、教訓にせんやっちゃ。
◆
因みに、そんなこんなで、番濡雌さんが出勤せざるおえない状況になったさかい、(母親が迷惑かけとって、さすがに休むちゅー度胸は無かったらしい。)
扶養内に収めたい番濡雌さんは、鶏虎さんに、
そもそものタイムカードを襷苳さんので処理するか、
超過する分は茂籾さんに上乗せするかで、
調整して欲しいと相談しとった。
結末はうちに知るよしもあれへんけど、
都合良すぎちゃうか!!!!!
迷惑かけといて、税金増えるから調整って。
ほんま自分中心やな。
◆
Chapter381
◆
Chapter381
◆
Chapter380の、番濡雌さん曰くのみんなで把握問題。
全くの無意味と化したで。
・内職さんへの受け渡し、受け取りを伝票とノートに記載して流れを分かるようにする。
→うちが最初に書いた時と、番濡雌さんが書き方を聞いてきた時と、その後の数回のみ。
後は全くの空白。
ノートに線を引き、内職さんの名前を書き、発注番号や日付け、商品名、枚数など詳しく書いた。(書かん角橋さんが後で見て追えるようにそう書けとゆうた。)
なのに、番濡雌さんは説明したにも関わらず、日付けと商品名のみ。
→→無意味と化す。
・Chapter376で裁断枚数を数えるとなったんに数えとらん件。
→いまだにうちには納品書のみ。
まあ、それは放置しといて、プリント屋や刺繍屋に送る時にはうちが出荷するさかい、責任感のある真面目なうちは数える。(数百枚単位)
→→無意味と化す。
・付属を番濡雌さんと古妬さんが管理する。
→責任取りたないからうちに押し付ける。
→→無意味と化す。
・納期を共有し、みんなが手伝い合える環境にする。
→縫うことやアイロン、内職さん回りで忙しいからたたみや袋入れが出来ひん。
納期遅れたら困るやろ?やから、今まで以上に協力を惜しむな。こっちは残業したないねん。やから、お前らの(主にうち)仕事を止めてこっちを優先しろ。
→→無意味と化す。
◆
みんなで把握
=
縫いと内職さん回りに忙しいから負担を減らせ
=
うちの負担は増えてもかめへん
=
何故なら、納期が重要だから
=
うちの仕事は、うちが残業して終わらせればええから
ちゅー方式が成り立つ。
なんて都合の良すぎる方式やこと。
◆
Chapter382
◆
Chapter382
◆
ちょっと遅なってもーたけど、
うちが心ん中で(Chapter377参照)
『ほんまに頑張らなあかんな』
ちゅーて思たんは、勿論仕事やない。
【転職活動】や!
今までちょこちょこ細々しとったんやけど、夏ごろに、転職サイトと転職エージェントに登録しまくってたんや。(Chapter307参照)
うちの場合、希望職種が特に経験者優遇で持っとる資格も役に立たん。
(学生時代にもっと頑張っとけばよかったなぁって思う典型的パターン)
それでも、働いとるんやし、長く勤めたいさかい、やっぱ条件は選り好みしとった。
けど、それが甘えで危機感も足りんかったんやな。
ことごとくお祈りや。
ほんでも、内定もろうた企業もあったんやけど、
条件は悪いわ、仕事内容は求人票とは全くの別物やわ、残業や休日数は法律違反やわ、給与は最低記載金額より少ないわ、
足下みとんなぁ~、ちゅーもんばっかりやった。
転職エージェントの紹介も的はずれか放置かやし、
お祈り企業も、内定もろうた企業と同じやった。
上記以外には、
面接時間が5分で自己紹介で終わりとか、
(面接は実質3分ほど)
メールでのうちの名前を間違うとか、
(宛名はうちの名前やけど本文での名前が別人→結局うち宛やったけど)
自社の派遣会社への登録を勧めるとか、
(ご縁が無かった場合とかぬかしてたけど、お祈りやてゆうてるようなもんやろ)
自作のマスコットキャラクターの名前を考えさせるとか、
(テストの一部がもし以下のキャラクターに名前を付けるとしたらちゅーもの)
即戦力以外やし不要と言い放ったり、
(だったら何故面接に呼ぶねん)
みたいな。
雇ってやるんやから、みたいな。
勿論、話が弾んだり良心的な会社や面接官もおったで。
蜀仙の、社長と面接した時の違和感は正しかったから。
(会社の雰囲気、面接した社長の態度、即採用だったとか)
(後々、雇用契約書が無い、就業規則が無い、タイムカードが無い、有給が無い、冷暖房が無い、など劣悪環境盛りだくさんやったしな。)
転職者やって、いくら足下みられとるからって、こんな態度取られた会社や面接官、一生覚えとること、忘れんときや!ちゅーねん!!!!
◆
んで、ほんまに頑張った転職活動。
とりあえず、転職サイトは応募しまくって面接案内きたら考えることにした。
一方、転職エージェントの紹介は慎重に応募した。(面接は必ず来いとゆわれとったからな)
ほしたら。
転職エージェントはまるで駄目やったのに、
やのに、転職サイトでは5件の面接案内がきたわ。
あからさまな悪条件とネット評判の悪過ぎる企業は外したけど、
かなりの好条件もかなり応募したから、お祈りが半端なかったけど。
書類選考率はエージェント曰く、めっちゃええ方のようや。(転職サイト経由やとな)
◆
社長のうちに対するあからさまな不機嫌な態度と今までのが積み重なって、
うちの中では、
年内に内定取る
もし内定取れんくて年始も勤めるんでも、時間減らされても面接時間工面出来てラッキー
に落ち着いてん。
それに神様の天罰で、うちが留守番せな回らんようになっとるさかい。
それも心が落ち着いた要因のひとつや。
◆
んで、面接した5件の内の1件から最終面接のご案内がきたっ!!!!!!
その企業に対してうちの印象は良かった。
ネットに書いてあって、エージェントにもゆわれた、転職は恋愛と同じ、ちゅー意味が分かった企業やったから。
最終面接はお決まりの社長面接やったけど、アピール出来たんか出来ひんかったんか、よう分からんうちに終わったわ。
なんべん面接しても慣れへんわ~。
◆
結果はちゅーと・・・・・・・、
内定もらいました~~~~!!!!!
口頭やったし、(後にメールはもらった)条件とかの書類は入社日が決まらんと出されへんちゅーてゆわれたけど、そんなんこの際かめへんわ!
まあ、エージェントに内定報告したら、ネットと同じで条件は事前確認が必須ちゅーてゆわれたけど。
多少条件悪くてももうええねん。
(本音は好条件大歓迎やから!)
こんな劣悪な環境に耐えたんや。
もし条件が悪いせいでしんどなったら転職したらええ。
今のうちに必要なんは資格のレベルアップと経験やから。
資格のレベルアップは独学でいけるけど、経験は転職せな無理やさかいな。
駅近で家からも勿論近い、
うちのやりたいことが経験出来る仕事に出来る、
条件も求人票に関しては全く悪くない、むしろ好条件。
ちょっと、仕事仲間意識ちゅーより大学サークル友達みたいなノリがうちにはちょっと苦手やけど。
(けど、上司になると思われる面接官はめっちゃ雰囲気よくて、メールの内容も気遣いにあふれとる(嬉))
まあ、うちももうちょっと世界広げなあかん思おてたし、それくらい頑張るわ!
◆
唯一の疑問は、なんで内定をもろたかや。
自分でゆうのもなんやけど、面接で完璧に出来たことなんて一度もあれへん。
この企業も同じやった。
うちは好印象やったし、嬉しい限りやけど。
謎やけど、期待してもろての内定やと思うし、めちゃめちゃ頑張るっ!!!!!
Chapter377
◆
Chapter377
◆
さて。
ちょっと、ほんまにほんまに、
頭にキタから、書くわな。
◆
年の瀬迫る、とある年の11月初旬。
更にゆーと、休み明けの月曜日。
相変わらず、うちの机の上には、
ファックスが休み分全て、振り分けもせーへんと置いてある。
リースの伝票は、壁にかけるファイルがあるのにも関わらず、乱雑にファックスの中に埋もれとる。
それを仕訳することなく、窓拭き・掃除機・タオル洗い・トイレ掃除・掃き掃除をしながら1時間経過。
間に無駄な朝礼を挟んで、やっとこさ仕訳に取り掛かった午前10時前。
出荷も発注も伝票もたくさんあるなぁ~、
これまた押し付けられるなぁ~、
ちゅーて、晴れ渡る空とは正反対な思いを抱えながらしとったら、
「ちょっと。」
めっちゃめっちゃめっちゃ忙しい時に、社長に呼び出された。
◆
応接室に入ると、
生理的に無理な顔が声が雰囲気が、
何やら更に更にパワーアップしとる。
んで、ほんま周りを考えん自分の都合ばっかなやっちゃなと思いながら、座る。
ほしたら、第一声。
「自分、臨機応変に出来てると思っとるか?目標にするゆうたやんか。全然出来てへんで。」
・・・・・・・・・。
「会長がな、あんな怒るなんて、自分異常やで。みんな、不愉快になっとるんや。」
・・・・・・・・・。
「なあ、分かっとるんか?みんな、笑顔でやっとるけど、腸が煮え繰り返っとるんやで。」
・・・・・・・・・。
「掃除かて、ちゃんとやっとるんか?なあ?みんなは気付いてやっとるんに、それを気付かんのは、頭おかしいやろ。」
・・・・・・・・・。
「それに暗い、心が暗いねん。どうやって育ったらそうなるん?なんで改善出来ひんの?」
・・・・・・・・・。
「ずっと見てきたけど、もう無理やわ。イチからニやサンへ教えるんは簡単や。けど、お前の場合はゼロや。ゼロからイチにすんには並大抵の努力や無理や。」
・・・・・・・・・。
「みんなな、お前を育てる為に、お前の成長の為に、お前の為に、女として社会人として、ちゃんとしてやろうとしとんのに。時給だって、そんなんで上げられるかいな。なんでそれが分からんのか、理解に苦しむ。」
・・・・・・・・・。
「改善点が分からんようやったら、もう無理やから。どこ行ってもこんなんやったら無理や無理、絶対に無理や。もう人としてあかんわ。」
・・・・・・・・・。
「12月、まあ今年中やな。それまで待ってやるわ。年明けからは、人入れて時間も減らすからな。いままでの、みんなにしてきた、気分が悪なる自分捨てて、心入れかえて、やる気、あるんか?」
◆
社長が喋りまくっとる間、うちの心ん中は。
『あ~~~、こりゃほんまに頑張らなあなんな。』
って思おとった。
ブラック企業で、パワハラとモラハラのオンパレードな身内びいきが、ようゆうたなと。
ようそんだけ、人を傷付ける言葉や態度が出来るなと。
まあ、表では、
はい、努力します。
臨機応変にします。
みなさんに謝罪します。
掃除も隅々までします。
もっと明るくします。
時間減らされるのは困ります。
不愉快な点もなおします。
どこがそうなのか教えてください。
心入れかえます。
とか、ゆうといた。
一応は満足したんか、
「じゃあ、そうゆうことやから、心入れかえて頑張りや。」
で、終了解放。
仕事に戻った。
◆
けど、これまで(主に会長に)何ゆわれても、スルーなうちに、
鶏虎さんや襷苳さんには、
強いなぁ~、うちらはすぐに気にしてしまう繊細な性格やから羨ましいわぁ~
なんて、嫌味たらたらな口調でゆわれたこともあった。
そんなうちが、まさか、
ものの数十分の間に、
動悸がするようになり、
手が震え、
目眩を感じ、
耳鳴りが聞こえ始め、
声が出にくくなり、
頭が痛くなり、
吐き気まで覚えるようになった。
◆
そんな状態でも真面目に仕事して、
何故かたまたま帰国しとった蜷縄さんに、
「元気か?」
なんて聞かれても、愛想笑いを浮かべることもして。
お決まりで残業して、帰宅。
無理矢理ご飯食べて、色々して、一息ついて、
ふと、涙がこぼれた。
ああ、こんなに無理してたんやな、と自覚した。
んで、社長のゆうとったことに、こっちが腸煮え繰り返ったわ。
◆
「自分、臨機応変に出来てると思っとるか?目標にするゆうたやんか。全然出来てへんで。」
→臨機応変なんて目標、うちは掲げとらん。
あんたが勝手にゆうたことやんか。(Chapter295参照)
うちが掲げた目標は転職。
もっとまともな人達がおるところで、まともな仕事したいねん。
つか、臨機応変の言葉の意味、理解出来とらんのやな。
理解出来とったら、自ら臨機応変にしとるもんな。
「会長がな、あんな怒るなんて、自分異常やで。みんな、不愉快になっとるんや。」
→怒る、やない。
怒鳴るちゅーか、暴言や。不愉快はこっち。
異常は会長と、それを老害やからで何もせん社長のお前。
まともに反論されたことないから、癇癪起こして喚いとるだけや。
「なあ、分かっとるんか?みんな、笑顔でやっとるけど、腸が煮え繰り返っとるんやで。」
→笑顔?
ムッスとした顔で拗ねた口調で態度で、自分の失敗や紛失を認めん奴らが?
愛想笑いに筋肉痛起こしたんは、うちの方や。
「掃除かて、ちゃんとやっとるんか?なあ?みんなは気付いてやっとるんに、それを気付かんのは、頭おかしいやろ。」
→掃除?
最初は、見栄だけの会社外回りのゴミ拾いだけやったやん。
それが今や1時間うち一人。
誰かがいない時はうちが肩代わりで、うちがせん時は誰もせん。
気付いてやっとるように見えるんは、うちが裏ばっかりしとるからや。
表のちーちゃいとこだけ、ちょちょっとやって終わり。
朝礼でこれ見よがしに、掃除は気持ちええな。ちゅーアピールしとるだけ。
「それに暗い、心が暗いねん。どうやって育ったらそうなるん?なんで改善出来ひんの?」
→暗い?
うちが勤める前からおって、うちが勤めて1年後に家庭の事情で辞めた従業員は、明るなったって、笑顔が素敵やって褒めてくれとったけど。
(その人以外はお世辞でもゆわんさかいな。余計に嬉しかったわ。)
心が暗い?
元々大人しいだけ。
お前らみたいにガチャガチャしとらんだけ。
育ち?
確かに、他人を貶めたり貶したり、否定するようなお前らみたいな育ち方はしとらんな。
「ずっと見てきたけど、もう無理やわ。イチからニやサンへ教えるんは簡単や。けど、お前の場合はゼロや。ゼロからイチにすんには並大抵の努力や無理や。」
→ずっと見てきた?
コンビニに無言で行くわ、国内外出張、グループ企業社長の金魚の糞しとって、1日の数時間おったらええ方のお前が?
ゼロ?
お前はマイナスやんけ。
並大抵の努力をしたことがあるんか?
努力してきた人間は、お前みたいな人間には絶対ならん。
「みんなな、お前を育てる為に、お前の成長の為に、お前の為に、女として社会人として、ちゃんとしてやろうとしとんのに。時給だって、そんなんで上げれるかいな。なんでそれが分からんのか、理解に苦しむ。」
→理解に苦しむんはこっちや。
毒親ぐらいしかゆわんセリフ吐きやがって。
つか、時給なんて最低賃金のくせして、昇給も賞与もないくせして、上げる気なんてさらさらないやろ。
大体、一会社に、たかが人生の通過点に、そんな重要な役割任せたくあれへんわ。
学ぶべき人間なら、世の中に世界に、ぎょーさんおるわ。
つか、会長と全く同じやな。
お前なんて二人称ゆわれたん、会長と社長のお前だけや。
(勿論うちは、お前なんて他人にゆったことは一度もあれへん。(ここに吐き出しとる心の声はともかくな。))
「改善点が分からんようやったら、もう無理やから。どこ行ってもこんなんやったら無理や無理、絶対に無理や。もう人としてあかんわ。」
→お前は、他の企業をみたことあるんか?
誰かの下で働いたことあるんか?
跡取りやからって甘やかされて、狭い世界で王様気取りはお前やろ。
つか、人格否定を口にするとか、人としてあかんやろ。
(思うのはしゃーないとして。うちもそーやからな。)
改善点を話し合おうとせーへんのは、なんでや?
改善させる気ないやん。
「12月、まあ今年中やな。それまで待ってやるわ。年明けからは、人入れて時間も減らすからな。いままでの、みんなにしてきた、気分が悪なる自分捨てて、心入れかえて、やる気、あるんか?」
→え?
なに?
退職推奨?
解雇予告?
解雇通告?
なんにせよ、待ってやる?とか意味不明。
大体、人入れるとか無理やろ。
うちが勤めるまでの空白期間半年以上あって、誰かが辞める度に募集してもけーへんくて、運良く勤めてもろても、すぐ蜀仙の異常性に気付いて辞めてまう会社に、誰が来るかいな。
時間減らすとか、時間やったんかーいっ!って突っ込むわ。
バイトで入ったんを正社員のフルタイム頼んできたんはそっちやんけ。
契約書も就業規則も無いとぬかしたあげく、残業手当も有給もタイムカードも最低賃金が上がった時も、うちがゆわんかったら払わん気満々やったやんけ。
自分捨てる?
え?
お前は他人にゆわれたら捨てれるんか?
気分悪なるとか、ゆわれた人が気分悪なることは考えられへんのかいな。
心入れかえる?
入れかえなあかん心はうちには皆無やけどな。
やる気?
むしろバーンアウトシンドロームやわ。
◆
あ~~~。
書いとったら、思い出して気分が悪なって、腹立つわ~~~!!!!!
結局、社長の言い分を纏めるとこうなる。
《みんなが気持ち良く出来るように、会長の暴言には矢面に立ち、媚びへつらえ。》
《臨機応変に、みんなが何もせんでもええように、先回りしろ。》
《掃除やお茶汲みといった雑務を全てしろ。》
《明るく元気に笑顔で、常にいろ。》
《人して異常なお前を雇ってやってるんだから、感謝しろ。》
んで、一言でゆうと。
《俺様の気に入るように行動しろ。》
やな。
これ以外の何もんでもないわ。
◆
思い出しがてら、蜀仙の従業員一覧書いてみよか。
株式会社蜀仙(ショクゼン)
榊(サカキ)…うち自身、20代女性
会長…70代男性
綾牝(アヤメ)さん…会長の奥さん、70代女性
社長…40代男性
鶏虎(ケイコ)さん…社長の奥さん、30代女性
角橋(スミハシ)さん…直属上司、60代男性
咫穢臀(シエジリ)さん…お局様、60代女性
襷苳(タスキドウ)さん…元自営、70代女性
番濡雌(ツガヌメ)さん…襷苳さんの4番目娘、40代女性
妻傳(サイヅタ)さん…襷苳さんの友達、60代女性
杤吐(トチバ)さん…襷苳さんの同級生、70代女性
杵鏑(キネカブラ)さん…杤吐さんの娘、40代女性
戈殳(カシュ)ちゃん…外国人、30代女性
蜷縄(ニナワ)さん…現第一海外工場長、前営業、40代男性
鎭踪(チンソウ)さん…リース担当、40代男性
Aさん…Chapter26参照の営業、30代男性
Bさん…Chapter26参照の事務員、20代男性
謖蚫(ショクホウ)さん…学童繋り、70代女性
鄲鼈(タンベツ)さん…新婚、営業、30代男性
焜者(コンノ)さん…大人しい、30代女性
燻歿(クスボツ)さん…バック常備、60代女性
棺部(カンベ)さん…子持ち主婦、20代女性
伏濁(フクダ)さん…無表情、30代女性
古妬(フルヤ)さん…丸黒ぶち眼鏡、30代女性
均鱒(ナラマス)さん…第二海外工場長候補、60代男性
茂籾(シゲモミ)さん…襷苳さんの3番目の娘、40代女性
宿紡(シュクボウ)くん…茂籾さんの3番目の息子、襷苳さんの孫
葺昴(フボウ)さん…第二海外工場長、50代男性
それに加えて、リース配達員も増えたから入れとこな。
Cさん…角橋さんと仲がええ、70代男性
Dさん…背の高い無口、30代男性
Eさん…背が小さくお茶目、40代男性
Fさん…パンチパーマ気味の、50代男性
Gさん…フレンドリー、40代男性
Hさん…外国人、30代男性
Iさん…派遣、20代男性
Jさん…出家した、40代男性
Kさん…退職交渉に奥さんと赤ちゃんを連れてきた、20代男性
Lさん…すぐ根を上げた、60代男性
Mさん…深夜便担当、40代女性
◆
以上、39名。
んで、在籍遍歴。
事務全般、社内外全般
榊
会長、綾牝さん
社長、鶏虎さん
生産管理
角橋さん
制服事務
咫穢臀さん→杵鏑さん→棺部さん→茂籾さん
ミシン
襷苳さんと番濡雌さんと杤吐さん
焜者さんと燻歿さんと伏濁さん→無し
アイロン
妻傳さん
たたみ
戈殳ちゃん→謖蚫さん→古妬さん
営業
蜷縄さん→Aさん→Bさん→鎭踪さん→鄲鼈さん→宿紡くん
第二工場長
均鱒さん→葺昴さん
んで、まとめ。
退職決定者、1名
榊
退職者、19名
咫穢臀さん・杵鏑さん・棺部さん・焜者さん・燻歿さん・伏濁さん・戈殳ちゃん・謖蚫さん・Aさん・Bさん・鎭踪さん・鄲鼈さん・均鱒さん・Gさん・Hさん・Jさん・Kさん・Lさん・Mさん
現職者、19名
会長・綾牝さん・社長・鶏虎さん・角橋さん・茂籾さん・襷苳さん・番濡雌さん・杤吐さん・妻傳さん・古妬さん・蜷縄さん・宿紡くん・葺昴さん・Cさん・Dさん・Eさん・Fさん・Iさん
◆
なんや、書いとって悲しなってくるな。
退職者と現職者の数が一緒で、
しかも退職理由(原因)もほとんど一緒。
この人達以外にもおるちゃおるねんけど、入れ替り激し過ぎて思い出せる範囲はこんだけやわ。
ほんまに酷い会社やな。
◆
Chapter378
◆
Chapter378
◆
Chapter377の翌日。
社長が不在やったけど、朝礼でぶちかましたった。
「昨日、社長に注意されたんです。私の態度が会長やみなさんを不愉快にさせているみたいで、申し訳ありませんでした。みなさんが笑顔でも腸煮え繰り返っていると社長がおっしゃってて。頭がおかしく心も暗い、性格も育ちも悪いし駄目で異常な私ですが、社長がおっしゃった通り、心を入れかえて臨機応変にしていきます。私を育て成長させようと女として立派にしてくださろうとしていただいている身でこんなことを言うのはおこがましいですが、改善点も分からない私をどうかよろしくお願い致します。」
って、涙ながらに謝罪兼やる気を語ったった。
ほしたら。
「そんなこと思ったことは一度だってあれへんで。」
「みんなで助け合いながら、これからも楽しく仕事していこうな。」
やて。
襷苳さんと茂籾さんはこんな感じ。
角橋さんと宿紡くんは無言。
まあ、本音はどうか分からんけど、とりあえず丸く収まった。
◆
けど、否定したんは自分らのことだけ。
うちの人格否定やらなんやらには一切触れることなく終了~~~!!!!
つか、社長に自分らが腸煮え繰り返っとるからとかゆわれとるんに、否定はその朝礼のみ。
その後は、社長と話し合いとか否定とか一切無し。
会社の社長に自分らがそう思われとるなんて、うちはそっちの方が腸煮え繰り返るんちゃうの?と思うけどな。
◆
Chapter379
◆
Chapter379
◆
さて、Chapter378の午後、
茂籾さんの5番目の末娘(小学一年生)が体調不良とかで、お呼びだし。
そっからが怒濤の連続やった。
Chapter349の神様の天罰がほんまに下ったんかと思おたぐらいや。
◆
第一、茂籾さんの5番目娘の体調不良(二日間)
第二、娘の体調悪化で入院(七日間)
第三、娘の介護で疲れたのか茂籾さんが体調不良(三日間)
第四、2件ある内の1件の刺繍屋δの主人が足を骨折して、手術入院(業務不可能)
第五、もう1件の刺繍屋θの主人も持病で入院(数日間、業務は再開済)
第六、杤吐さんの主人の持病悪化(検査中)
第七、Gさんがぎっくり腰(二週間)
第八、海外第二工場の建設の許可やなんやらに難航
第九、襷苳さんがスーパーで転倒し腰を骨折入院(1ヶ月間)
◆
ほんまビックリしたわ~~~~!!!!
社長がうちに誹謗中傷、罵詈雑言を吐き捨てた次の日からやで。
神様の手を煩わせてしもーたけど、感謝しかないわ。
自分がしたことって、ほんまに返ってくるんやなぁ。
大切にせーへんから、年末に向けて詰めてかなあかんこの時期に、こんな事態を招くねんな。
◆
Chapter380
◆
Chapter380
◆
Chapter379の社長への神様からの天罰の顛末やけど。
茂籾さんと茂籾さんの娘の体調は回復。
刺繍屋δが業務不可能の為、近隣の刺繍屋を探してなんとか刺繍出来るように手配。(勿論、茂籾さんは鶏虎さんや宿紡くんを駒使い)
刺繍屋θは業務再開したものの、型が違うこともあり刺繍屋δの代わりは絶対無理の為、通常業務のみ。
杤吐さんの主人の持病は検査結果によっては手術や入院が必要らしく、休むかも、な状態。
Gさんのぎっくり腰は一応治ったらしく仕事しとる。
第二海外工場は難航を極め、社長と葺昴さんは行ったり来たり繰り返して、この非常事態には無関心。
んで、襷苳さんの骨折入院が一番の、この天罰の要やった。
◆
まず、縫製の流れが全てストップ。
襷苳さんのプライドを優先して、番濡雌さんに引継ぎをせんかったツケが回ってきたんやな。
番濡雌さんや茂籾さんは、母親が初めて入院(今までしんどいとか寝込んだことが無いとか我慢強い人だとかどや顔でゆってた。)したからパニック起こして仕事どころやない。
なので、
角橋さんと宿紡くんは内職さん回り。
杤吐さんと妻傳さんと古妬さんは通常通り。
会長と綾牝さんと鶏虎さんも勿論通常通り。
社長と葺昴さんは、第二海外工場のことで頭がいっぱいいっぱい。
一方、うちはちゅーと。
番濡雌さんと茂籾さんが使い物にならんさかい、
制服全般と内職さんへの指示、全員への指示をする羽目に。
結果、うちの仕事は?
掃除
荷受け
電話
一般事務
営業事務
総務事務
出荷(会長、社長、角橋さん、茂籾さん、襷苳さん担当を含む全般)
襷苳さんがプライドという名の独占しとった仕事の仕訳
内職さんへの指示
角橋さんと宿紡くんへの指示
制服全般を大方いない鶏虎さんの仕事を肩代わり
等々。
◆
んで、20日の締めも当然襷苳さん独占のせいで出荷出来るだけの商品の準備が間に合わず過ぎた頃。
番濡雌さんと茂籾さんが一応は落ち着いたようや。
(姉妹親戚が多いから仕事以外のヘルプはあったようやし、骨折やから口は達者で元気は元気やからな。)
ほしたら。
茂籾さんは内職さん回りに加わり、
番濡雌さんは最初は自分も内職さん回りするゆーてたけど、ミシンしたいからちゅーて放棄。
(茂籾さんが、番濡雌さんはミシン好きやからな。ちゅーて擁護。)
結果、茂籾さんは内職さん回りに精を出す。
結果。
社長と葺昴さん→国内外行ったり来たりで外出
会長と綾牝さん→病院巡りで外出
鶏虎さん→家庭のことで外出気味
角橋さん→リース配達の穴埋めと内職さん回りで外出
宿紡くん→茂籾さんの駒使いとリース配達の穴埋めヘルプと内職さん回りで外出
番濡雌さん・杤吐さん・妻傳さん・古妬さん→自分らの仕事のみ
留守番を押し付けられたうちが一人でこなす日々が始まった。
◆
ま~~~~~~これがまたありえへんくてな。
うちが一人で回しとるゆうんに。
「これまでお母ちゃんがどんな大変なことしとったか実感したわ。これからは、みんなが把握して助け合わなあかんな。」
とか番濡雌さんがぬかすと、うち以外同調。
いやいやいや。
襷苳さんのプライドうんぬん・・・・って、引継ぎを許否して、Chapter227の決定も実行せーへんかったからやろ!!!
うちは何度もゆうたでな。
番濡雌さんへの引継ぎ開始はどうなってんの?って。
その度にお前らは後回しにしてきたんやで。
自分が楽したいだけの考えで。
裁断屋や刺繍屋、プリント屋、内職さんは全て高齢者。
後継者がいなくて、縫い子さんも壊滅的な縫製の世界。
って、嘆いてる割には行動力が全くないやん。
まぁ、身内同族の末路ってこんなもんか。
自分らの気に入らん者は切り捨てて、気に入る者だけで固める。
当たり前に考えは固執し、成長努力を怠り、他人を育てる労力を惜しみ続け、即戦力のみ欲する。
そうしていけば、当然誰も近寄らんくなる。
自分の何かを惜しむ人間に、自分の労力を割く人間などおらん。
やから、今回みたいな事態を招いたちゅーんに。
結局、番濡雌さんは自分が成長する努力を惜しみ、周りもサポートを惜しむことで、うち以外は業務も心持ちも危機感も負担も何一つ変わっとらん。
何一つ、教訓にせんやっちゃ。
◆
因みに、そんなこんなで、番濡雌さんが出勤せざるおえない状況になったさかい、(母親が迷惑かけとって、さすがに休むちゅー度胸は無かったらしい。)
扶養内に収めたい番濡雌さんは、鶏虎さんに、
そもそものタイムカードを襷苳さんので処理するか、
超過する分は茂籾さんに上乗せするかで、
調整して欲しいと相談しとった。
結末はうちに知るよしもあれへんけど、
都合良すぎちゃうか!!!!!
迷惑かけといて、税金増えるから調整って。
ほんま自分中心やな。
◆
Chapter381
◆
Chapter381
◆
Chapter380の、番濡雌さん曰くのみんなで把握問題。
全くの無意味と化したで。
・内職さんへの受け渡し、受け取りを伝票とノートに記載して流れを分かるようにする。
→うちが最初に書いた時と、番濡雌さんが書き方を聞いてきた時と、その後の数回のみ。
後は全くの空白。
ノートに線を引き、内職さんの名前を書き、発注番号や日付け、商品名、枚数など詳しく書いた。(書かん角橋さんが後で見て追えるようにそう書けとゆうた。)
なのに、番濡雌さんは説明したにも関わらず、日付けと商品名のみ。
→→無意味と化す。
・Chapter376で裁断枚数を数えるとなったんに数えとらん件。
→いまだにうちには納品書のみ。
まあ、それは放置しといて、プリント屋や刺繍屋に送る時にはうちが出荷するさかい、責任感のある真面目なうちは数える。(数百枚単位)
→→無意味と化す。
・付属を番濡雌さんと古妬さんが管理する。
→責任取りたないからうちに押し付ける。
→→無意味と化す。
・納期を共有し、みんなが手伝い合える環境にする。
→縫うことやアイロン、内職さん回りで忙しいからたたみや袋入れが出来ひん。
納期遅れたら困るやろ?やから、今まで以上に協力を惜しむな。こっちは残業したないねん。やから、お前らの(主にうち)仕事を止めてこっちを優先しろ。
→→無意味と化す。
◆
みんなで把握
=
縫いと内職さん回りに忙しいから負担を減らせ
=
うちの負担は増えてもかめへん
=
何故なら、納期が重要だから
=
うちの仕事は、うちが残業して終わらせればええから
ちゅー方式が成り立つ。
なんて都合の良すぎる方式やこと。
◆
Chapter382
◆
Chapter382
◆
ちょっと遅なってもーたけど、
うちが心ん中で(Chapter377参照)
『ほんまに頑張らなあかんな』
ちゅーて思たんは、勿論仕事やない。
【転職活動】や!
今までちょこちょこ細々しとったんやけど、夏ごろに、転職サイトと転職エージェントに登録しまくってたんや。(Chapter307参照)
うちの場合、希望職種が特に経験者優遇で持っとる資格も役に立たん。
(学生時代にもっと頑張っとけばよかったなぁって思う典型的パターン)
それでも、働いとるんやし、長く勤めたいさかい、やっぱ条件は選り好みしとった。
けど、それが甘えで危機感も足りんかったんやな。
ことごとくお祈りや。
ほんでも、内定もろうた企業もあったんやけど、
条件は悪いわ、仕事内容は求人票とは全くの別物やわ、残業や休日数は法律違反やわ、給与は最低記載金額より少ないわ、
足下みとんなぁ~、ちゅーもんばっかりやった。
転職エージェントの紹介も的はずれか放置かやし、
お祈り企業も、内定もろうた企業と同じやった。
上記以外には、
面接時間が5分で自己紹介で終わりとか、
(面接は実質3分ほど)
メールでのうちの名前を間違うとか、
(宛名はうちの名前やけど本文での名前が別人→結局うち宛やったけど)
自社の派遣会社への登録を勧めるとか、
(ご縁が無かった場合とかぬかしてたけど、お祈りやてゆうてるようなもんやろ)
自作のマスコットキャラクターの名前を考えさせるとか、
(テストの一部がもし以下のキャラクターに名前を付けるとしたらちゅーもの)
即戦力以外やし不要と言い放ったり、
(だったら何故面接に呼ぶねん)
みたいな。
雇ってやるんやから、みたいな。
勿論、話が弾んだり良心的な会社や面接官もおったで。
蜀仙の、社長と面接した時の違和感は正しかったから。
(会社の雰囲気、面接した社長の態度、即採用だったとか)
(後々、雇用契約書が無い、就業規則が無い、タイムカードが無い、有給が無い、冷暖房が無い、など劣悪環境盛りだくさんやったしな。)
転職者やって、いくら足下みられとるからって、こんな態度取られた会社や面接官、一生覚えとること、忘れんときや!ちゅーねん!!!!
◆
んで、ほんまに頑張った転職活動。
とりあえず、転職サイトは応募しまくって面接案内きたら考えることにした。
一方、転職エージェントの紹介は慎重に応募した。(面接は必ず来いとゆわれとったからな)
ほしたら。
転職エージェントはまるで駄目やったのに、
やのに、転職サイトでは5件の面接案内がきたわ。
あからさまな悪条件とネット評判の悪過ぎる企業は外したけど、
かなりの好条件もかなり応募したから、お祈りが半端なかったけど。
書類選考率はエージェント曰く、めっちゃええ方のようや。(転職サイト経由やとな)
◆
社長のうちに対するあからさまな不機嫌な態度と今までのが積み重なって、
うちの中では、
年内に内定取る
もし内定取れんくて年始も勤めるんでも、時間減らされても面接時間工面出来てラッキー
に落ち着いてん。
それに神様の天罰で、うちが留守番せな回らんようになっとるさかい。
それも心が落ち着いた要因のひとつや。
◆
んで、面接した5件の内の1件から最終面接のご案内がきたっ!!!!!!
その企業に対してうちの印象は良かった。
ネットに書いてあって、エージェントにもゆわれた、転職は恋愛と同じ、ちゅー意味が分かった企業やったから。
最終面接はお決まりの社長面接やったけど、アピール出来たんか出来ひんかったんか、よう分からんうちに終わったわ。
なんべん面接しても慣れへんわ~。
◆
結果はちゅーと・・・・・・・、
内定もらいました~~~~!!!!!
口頭やったし、(後にメールはもらった)条件とかの書類は入社日が決まらんと出されへんちゅーてゆわれたけど、そんなんこの際かめへんわ!
まあ、エージェントに内定報告したら、ネットと同じで条件は事前確認が必須ちゅーてゆわれたけど。
多少条件悪くてももうええねん。
(本音は好条件大歓迎やから!)
こんな劣悪な環境に耐えたんや。
もし条件が悪いせいでしんどなったら転職したらええ。
今のうちに必要なんは資格のレベルアップと経験やから。
資格のレベルアップは独学でいけるけど、経験は転職せな無理やさかいな。
駅近で家からも勿論近い、
うちのやりたいことが経験出来る仕事に出来る、
条件も求人票に関しては全く悪くない、むしろ好条件。
ちょっと、仕事仲間意識ちゅーより大学サークル友達みたいなノリがうちにはちょっと苦手やけど。
(けど、上司になると思われる面接官はめっちゃ雰囲気よくて、メールの内容も気遣いにあふれとる(嬉))
まあ、うちももうちょっと世界広げなあかん思おてたし、それくらい頑張るわ!
◆
唯一の疑問は、なんで内定をもろたかや。
自分でゆうのもなんやけど、面接で完璧に出来たことなんて一度もあれへん。
この企業も同じやった。
うちは好印象やったし、嬉しい限りやけど。
謎やけど、期待してもろての内定やと思うし、めちゃめちゃ頑張るっ!!!!!