Chapter226







Chapter226






会長とのやり取りな、(Chapter225参照)
会長がチクったんか怒鳴り声聞いたからか知らんけどな


社長がいいよった



誰も怒鳴り声なんて聞きたないんやんか
榊さんがゆうとったように相手の気持ちを考えなあかん(朝礼で得意先の営業にキレた茂籾さんの話聞いて、蜀仙では非常識な世間では常識な当たり前なこと言っただけや)
会長が一番偉くて次に俺や
偉い人のゆうことは聞かなあかん
独りよがりでしたらあかん
みんなで助け合わなあかん
社会人なんやからな

訂正めっちゃあるわ!


怒鳴り声が嫌?
じゃお前が躾しろよ、ただの息子ちゃうねん従業員がおる会社の社長やろ!
会長が自分の思い通りにならんくて癇癪なだけやわ


相手の気持ちを考える?
だったらうちの気持ちは考えたことあるんか?他人の押し付けられても黙ってして理不尽に怒鳴られて一人残業して、なあ?考えたことあるんかって
しかもうちがゆうたん正確にやと人の振り見て我が振り直せやからな
まともがうちしかおらんから無理か


偉いのは分かるが偉い人のゆうことを聞く必要はあれへん
腰巾着でも太鼓持でもないねん、会社員やねん、仕事しにきとるねん、お客様第一に仕事しとるねん
自分がいかに偉いかやないねんな、世の中



独りよがりはお前らやんな
うちが入社した当初からゆうとる環境改善も独りよがりか?
会社を清潔に保つことの、会社を整理整頓することの、お客様に迷惑がかからん体制にすることの、
どこが独りよがりなんやろか



助け合いってなに?
助け合いちゃう、うちに押し付ける、や!
うち以外が大変で忙しい、だからうちが手伝え、やろ
うちは仕事がはよ出来んねんやから他人を手伝う為にもっとはよしろ、やろ



社会人って、蜀仙にうち以外におる?
社会人って常識を備え、地位に拘らず、対等に接することのできる人のことやで
決してお前らのことやないで

とまぁ、簡単に訂正してみた



つかな、ここだけの話、社長にこれ言われとる時、うちの心境はな、


笑い耐えんのに必死‼



どの口がゆうんか、的外れも甚だしいてな笑



予防エチケットなんて概念がさらさらない蜀仙では冬場はマスク必須やねんけど、それが功をそうした

吹き出すのはなんとか抑えたけど、口元はニヤケが止まらんかった


目元大丈夫やったかなあ(バレてもええかもしれへんけど笑)

つかな、怒鳴るんうちやだけやないんやで

蜀仙ではうちしか正しいこと言わんから、他は謝るから(これがつけあがる原因やな)やけど、

得意先の外国人にはときたま、めっちゃ怒鳴る

しかも1人だけに


見下してんねんやろなぁ~




気分悪いから電話に出ーへんとか
取引止めるとか



ガキで脅しまですんねん



それもうちの時と同じでみんな聞いとんねんで



んで、怒鳴る非常識な会長は年やし性格が変わらんし諦めるから、冷静で常識なうちか何ゆわれても謝ってゆうことをきけと



原因うちやのーて会長やから


年で性格変わらんねんやったら、赤ちゃんからやり直せばええだけやわ



なんで常識人が非常識人に合わせなあかんねん‼

Chapter227






Chapter227







うちって事務員やんな、って確認したなる時がある



事務所が2階に移動して、気だけはあるんか整理整頓宣言


に加え、


裁断頼んどる工場が閉めるってなって、年末年始にてんやわんや、

襷苳さんを始め角橋さん、社長が放置だった為に裁断が遅れそのせいで得意先から納期確認の嵐


更に、得意先の担当が変わり納期調整がややこしくなった



分かりきっとると思いますがね、窓口全部うちやで

整理整頓は放置で片付いとらんとうちに押し付ける


裁断工場閉めるんは年末の最終日に聞かされた


納期確認で謝罪の嵐

納期調整は得意先が引き継ぎちゃんとしとらんみたいで、1日に何枚上がるとかちんぷんかんぷんな聞き方やし(大手ちゃうしな)
その度に襷苳さんにお伺い立てなあかんから事務処理が止まる止まる

堪忍袋切れそうで、ちょっと強めにゆうたんや


得意先から縫製のことや付属のこと、聞かれても分からんから襷苳さんが答えたまま伝える
伝えるだけやから意味も分からん

納期も今なにしとるか分からん(襷苳さん達がいわんから)
いちいち襷苳さんに聞くのは手を止めるから大変(襷苳さんも向こういつまでがいいとかいつまで待ってくれんのかとか、回答が迷惑でしかも得意先にかけ直さなあかんし、自分勝手やからな)


縫いを把握しとる人がやり取りする方が時短(納期守らんしな、その度に謝罪すんのうちやし、うちは長めにした方がうええっていうんを聞かずに出来るゆうて押し通すから余計に最悪)


付属も、得意先から支給の分は多めにくれてお前らが強制した数もきちんと数えて品名も書いとんのに足りんとか、謝罪して貰った後に見付かるし(片付けんから紛れるだけや)


蜀仙手配もあるんやけど、必ず縫い始めてから足りんって言い出す
在庫である分から使っていくから、縫うとる襷苳さん達にしか在庫は分からん(何メーター使ったとか記録しとらんからなあ)

やのに、足りんってなってから何で発注しとらんとかうちに責任転嫁するんが不思議
あと、1枚のエプロンに使う生地のことを要尺ゆうねんけど、それも計算しろ、色も生地と合わせろ、やて


手配はするよ、仕方ないから
けど、要尺計算や色合わせはお前らの仕事じゃ‼

微妙な色加減とか匙加減とかうちの仕事ちゃう‼
つかむしろお前らの腕の見せどころやで

そんで必死に合わせてもちゃうとか普通こっちやんかとか
お前の弟子やないねん

で、うち抜きで角橋さんが頭で番濡雌さんが相棒で
納期やら付属やらすると決定、うちにはその分角橋さん作成の見積りとか作るって話で纏まった…




しかぁし‼



お分かりやんな。



その後音沙汰無し。
現在進行形で全部うち担当。
何も変わっとらんに見積りもうち担当。

どうなっとんのか社長に聞こうとしたら、そんなことより、やて



な、うちって軽視されとるやろ




しかもな、この提案した時に言った襷苳さんの言葉がまたうちを軽視しとんねんやで




じゃ榊さんはたたみするんやね




やて。




いやいやいや、


たたみもお前らの仕事やで
うちに押し付けとった本来の仕事を戻そうって話なだけ


どんだけ他人を利用するんやろ
どんだけうちを軽視したら気がすむんやろ

Chapter228






Chapter228






襷苳さんが自分の得意先に行った時に感じたこと



若い女が荷物をさっさと車に積み込んでて、蜀仙はなんとゆったりしとるんかなって思った



やて。



暗にうちにゆうとるわな、
若い女ってうちしかおらんから



蜀仙がゆったり?それはうちに押し付けとるお前らだけやわ


荷物運ぶってそういう会社やからや


うちは事務員やさかい、今の状況が異常なんや




まあうちは華麗にスルーや


うちの体が持たんからな

更に襷苳さんは、ついに礼も出来んようになった


裁断した分、縫うからミシン場に重たいのに運んどったら、


ここちゃうあっち



って指差し命令のみ


ありがとうも無し



うちは召し使いか奴隷か

Chapter229







Chapter229






茂籾さんが電話出て、角橋さんしか分からん案件で、うちが角橋さんしか分からん案件やから聞いといてって言った時



茂籾さん→うち分からんから聞いて

鶏虎さん→聞いて角橋さんに連絡



いやいやいや、


うちが聞いても分からんから!

なに?

うちは他人に頼んだあかんの?
だけど他人はうちに頼んでええの?



なあ、うちは会社のなんなん?

歯車やったら立派やわ


茂籾さんより先輩で、茂籾さんの方が仕事覚えなあかんに

うちん時は誰も何も言わずしなかったくせにな
年下先輩は受け付けへんとか、時代錯誤もええとこ

年下でもなお前らよりはマシやわ

Chapter230







Chapter230






新たな海外進出、よう分からんけど、グループ企業の知り合いなんかに誘われたらしく社長は乗り気(苦笑)


その為に雇われたんが均鱒(ナラマス)さん

60代のパッとせーへんおっちゃんや


最初は蜀仙のやり方覚えてもらうゆーてたんやけど、




お分かりやんな


1年経っても蜀仙におるねん(苦笑)



その仕事は主にリース資材運び(Chapter62参照)、倉庫になった1階の整理



海外のこと何もしとらんやんけ(呆

Chapter231







Chapter231






掃除箇所増えました~~~!!!!


もちろんうちだけな



入口のガラス扉を拭けやて


なんでうちだけなんかなぁ(怒

Chapter232






Chapter232







蜀仙にも防犯カメラが付いたで!



1階無人になってもおたからな



ただ付けたんは2階に移動してから3カ月後





防犯の意味理解しとらんな

Chapter233







Chapter233






綾牝さんがボケてきたらしい


で、社長達がとったことは………




会社でリハビリ!!!!!!!!



会長の得意先の出荷とかしてリハビリやて



会社をなんやと思おてんねんやろ



出荷も数量とかサイズとか間違ごうとるから得意先からクレームきて、結局うちが確認する羽目になった

そんでもってなんやお茶ばっか入れよる(そのくせに指に力入らんとかで洗いを強要)



昔はお茶汲みばっかしてたんやで



なんて自慢が入って、無駄話喋りくさる


おんなじ話とか発注書きとらんかとか、




ウザすぎる!!!!!!!!!




最近は、

お茶はくそ不味いから飲んだふり


話は名前呼ばれない限り無視

発注書は有るか無いかのみ



ここは介護施設やないねん、会社やねん


付き合う必要性全くないねん



老害増えたぁああああ!!!!

Chapter234






Chapter234







均鱒さんって営業もやってたから表面上は柔和




しかしうちが聞いてくれるん思おたんか知らんけど他の人がおらん時に愚痴を結構ゆうようになった


しかもある時、


終わってから時間ある?酒飲める?食事は?


やて。



これが60代の既婚者おっちゃんやなかったらなぁ~



つか、蜀仙におる限りは出会いは無いから

即家派やから



残念でした(笑)

Chapter235







Chapter256






会長がな、ノート持って来いってゆうた件な(Chapter224参照)


思おてん



お前がな。


って突っ込み出来ることに





自分のゆったことも
渡したもんも


忘れて無くすんはお前やって



常識が理解出来ひんからうちのゆうことが分からんようで考えてからものゆえ、って怒鳴るんやけど、


考えてからものゆうんはお前やねんて(笑)

Chapter236






Chapter236







さて、またまた押し付け発生や!





鶏虎さんからは会長が朝読むらしい朝刊を机に配達


茂籾さんからはタオルの洗いと湯飲みの洗いと片付け




茂籾さんは、うちは積極的にしとるけど榊さんもせなあかんようちは忙しいんやから気付いた人がやらなな、やて

社長も賛同




え、名指しとか何様


積極的って蜀仙やと普通やから
うちが押し付けられてたん徐々にフェードアウトしたんや、誰もせんのにうちだけは不公平やろ

何が積極的?何が忙しい?



電話は分からんと押し付け、荷物や来客は出ーへん、雑務は担当じゃないからと知らん顔、担当も忙しいと手伝い強要、担当の梱包もしない



確かに、仕事したくない覚えたないが積極的やわ


確かに、忙しいアピールに忙しいわ



これが5人の子持ちや思われへん(まさかの鶏虎さんと同じ人数)

離婚して父親が違う子供達やねんけど、父親に育ててもろうた方が良かったな

今の旦那は優しいゆうてキモくのろけんねんけど、優しいやなくて逆らわれへんだけやろ


旦那さんいつもご苦労様です(同情

Chapter237







Chapter237






会長がまた在庫が合わんと叫んだ


うちが冷静に取り合わんかったら均鱒さんに数えってゆうたらしい

まあ実際数えたんは均鱒さんで、うちは記入者やからな、責任持たれへんし持たんし



数えたんは計4回、2カ月間でな


スパンが短い上に量も品番もサイズも多種多様やから時間かかってしゃーない


棚卸しやったら分かるけど会長のワガママやからな、これ、

茂籾さんも社長と同じ考えみたいや(Chapter226参照)


胸が痛なるんやて



うちはお前らのせいで頭が痛なるわ

そして胸は実際に痛んでる(Chapter222参照)



均鱒さんも出荷数の数え間違いのには賛成やけど怒鳴られてすごすご引き下がったんやて(うちより度胸ないやん)



んで、茂籾さんと均鱒さんが出した結論




出荷した後、伝票と一緒に在庫表も渡すこと


毎回、

うちが、




負担増えたんうちだけやんけ‼

因みに茂籾さんの持論はぐうの音も出ないくらいに完璧にしとかなちょっとのことでつつくから、やて



ぐうの音出ないくらいに完璧にしてもええけど、蜀仙にそんなんしても時間の無駄

うち以外がちゃらんぽらんやから



ちょっとのことでつつくからんは、人の気持ちを理解する頭や気持ちが無いから

自分のことしか考えないやつやから





そんなんにうちの貴重な時間割きたないから
完璧を求めるんやったらうちと同じレベルまで来なさいな、って話

Chapter238






Chapter238







なんや社長がグループ企業に乗せられたんか知らんけど、リースの専用のクラウドサイトを一から作るって話になった



んで、話があったんは9月、クラウド会社の人(グループ企業の知り合い)との打ち合わせが11月と12月に数回(本来なら12月出来上がりだが機能を追加した為1月中出来上がり予定)






で、現在3月半ば、未だに出来上がってない。



笑えるやろ

それもこれも社長があれやこれや機能付けたいくせにケチルし放置して更には決断遅いからやねん


決してクラウド会社の人が悪いんやないで(こっちも微妙な営業マンやけど、さすがグループ企業の知り合い)




3月末には出来上がるねんて

で、その担当がうちやて


最初はバタバタするかもしれへんけどそれが普通やから



え?うちまた押し付けられたやんな



クラウドサイト、最初に主に使うん均鱒さんが窓口のやから均鱒さんにも聞いといてもらわないとってゆうたらな、社長何てゆうたと思う?




それはあんたの仕事や




いや、うちの仕事ちゃうから
って、え?うち事務員やんな?、新入りに紹介した時経理担当ってゆうたよな?


経理ってほんのちょっとしかしとらんで、決算とか経理に重要なん鶏虎さんが独り占めでうちは押し付けられた仕事ばっかりや



大体、あんたの仕事って何?

お前はお前の仕事をしとらんやん‼
社長ってほんま目先の利益しか見とらん
だから優秀な人材が残らんと掃溜めやねん

Chapter239






Chapter239






番濡雌さんが襷苳さんにゆわれたんかな、またうちの仕事が増えるようなことを言い出した



付属、棚に置きっぱなしじゃきてるんかきてへんのか分からんから、ホワイトボードにどこから、何のか、数を書いて声かけて



何様?



棚に置きっぱなしってお前らが整理整頓せーへんからやろ

ホワイトボードに書くって面倒手間極まりない



しかも社長が付属の入荷も知らせろとか言い出すし



お前ら、うち抜きでって決まったんやんな?
何でうちが押し付けられてんの?



つか今更何きっちりしたいとか言い出すん?

きっちりしたいならうちのゆうこときかなあかんに、全然きかんかったんお前らやで?


そんで納期遅れや不良でクレームくんねんで


妥協に妥協を心の中で重ねて、数を合わせて、ホワイトボードに得意先からの仮伝貼って、声かける。にした



もう一つ一つに、日付と商品名と色と数量は書かん(わけ分からんって杤吐さんが文句言うから書いてたんやけど止める)



何か一つ求めるなら一つ減らさんと増えるばっかりやからな



うちだけの負担がな

けど、一向にホワイトボードを準備せーへん(笑)



ホワイトボードあんねんで


出かけ予定書くって用意したホワイトボードやねんけど、うち以外全く書けへん

口頭かちょっと行ってくるか何も言わんか


電話対応の時、困るからって設置したはずやねんけどなぁ(うち以外の意見で)



それを使っとらんから使おうって社長が自分でゆうたんにせーへん



面倒やからやろうな



な、真面目に働いとるうちがアホらしーてしゃーないわ

Chapter240







Chapter240






出荷した後の送り状の控えな、1階におった時はうちの机の上に運ちゃんが置いてまうし、誰も片付けへんからうちが紐で綴じとった


けど2階に移って運ちゃんがいちいち送り状渡す為だけに上がるん大変やから、入れる箱を作った


それからそこに入れもらうようにしてん
んで、毎日毎日綴じとってんけどな、ふと思おたんや



これうちの仕事やなかったな、今までは机にあったから仕方なくしとったけど本来は後輩の茂籾さんの仕事や、気付いた人がやるんがええってゆうとったし



放置!



しとったらな、やっぱりや




茂籾さんは気付かんふり、
鶏虎さんははいってわざわざとってうちに渡す


毎日箱見とるよな、
うちやのーて茂籾さんに渡すもんや、つかとったんなら綴じろよ




うち一向にスキルアップ出来ひんな
これじゃ他の企業でバイトの方が有意義ちゃうかって思わざるを得ないわ

Chapter241






Chapter241






なんや会社の近くでひったくりがあったらしいてな、警察が防犯カメラ見にきよった


んで、犯人捕まったらしいんやけど会長や茂籾さんが


協力して役立ったんやから金一封か表彰状もらわなな、やて




警察に協力は市民の義務や、善良やったらな
(ドラマでよくみる疑いかけられてるんやあるまいし、ましてや犯人捕まえる為の捜査や、協力しなくてどうすんねん)


警察からいわれんならともかく催促って


うちはもちろんそんな会話には加わらん





警察の皆さん、厚かましい奴らでごめんやで

Chapter242







Chapter242






社長って、自分は最先端してますよアピールが凄い




茂籾さんに、


断食ってええで、デトックスや
みんなもしたらええのに
なんでせーへんのやろな?



ってどや顔でゆうとった





断食って(笑)




宗教崇拝じゃあるまいし(笑)


宗教崇拝やったら神聖なもんやさかい、どや顔でゆうことちゃうしな



つか、断食なんて個人判断でしてええもんちゃうやろ
芸能人がしたからって、ダイエットとか断食とかアホやろ



誰かがしたからやない、自分がしたいから、や

まして他人に価値観押し付けるもんちゃうわ




自己判断で身体ぶっ壊して、その代わりに常識を兼ね備えた人が社長にならんかな

Chapter243







Chapter243







大量に出荷する時は、トラックに乗りきるか分からんから事前に運送屋へ連絡いれんねん


うちは連絡ついでに、通常とは別に早めに1度集荷お願いすんねん

荷物邪魔やし、雨降ったら大変やし、駐車スペースまで広がる時があるから車止められへんかったら大変やし、なにより置きっぱなしが気になる性格やからな




ところが、均鱒さんがするようになってから個数がたくさんあるのはゆうんやけど、早めにとかは気にならんらしい



運ちゃんが着かないかもしれないから早めに、ってゆうてくれても必着やないからええしとかいいよる



鶏虎さんが運ちゃんにいわれたらしいんやけど、均鱒さんがこんなんやから、



出来ひん時は榊さんにさせればええからってキレ気味



何?させればええからって



うち、均鱒さんの後輩でも部下でもないし、鶏虎さんは茂籾さんを手伝ってうちにも手伝い強要するけど、あんたらは手伝わないよな



うちはお前らの僕か?

Chapter244






Chapter244






荷物の搬入で臨時に人を雇わなあかんくなった時、


仲介業者の提示した金額が高いんやと、
それ聞いた茂籾さんが自分の子供や子供に友達に連絡させてバイト代やるから有給使って休めと連絡しとった



結果は子供ら全員あかんくて、友達も無理




そりゃそうやわ


なんで有給使ってまで命令されなあかんねん(きっと子供や子供の友達は思ったはずや)



それに仲介業者から提示された金額はうちからしたら安い



キツサ分かるからな、

やったことはあれへんけど、こき使われんのは間違いないから



ほんま海外とか無駄な金使こうて、肝心なもんに使わん



経営者として失格、素質もないわ

Chapter245






Chapter245







植木の水やりも増えました~~~~!!!




会長が茂籾さんにゆうたのにうちまで飛び火




交代でせなな‼やて



夏場やないんやし、あんま水やり過ぎたら腐るでな




ちゅーか、水やりこそボケた綾牝さんにやらせればええんに

Chapter246





Chapter246







台所にある湯沸し器な、鶏虎さんが使っとったらガタガタゆうたってガス会社に電話して見てもろうたら……



30年以上経っとんねんて


恐ろし



恐ろしや




滅多に使わんからって点検もせんと



爆発したらどーすんねん

Chapter247






Chapter247







ゴミ箱にゴミ袋被せてんねんけど(もちろんうちがな)、台所のゴミ箱は濡れもんあるから仕方ないけど、他のゴミ箱はほとんど紙しかほかさへんから勿体ないって


社長がな、

台所のゴミ箱以外に濡れもんほかす社長がな

Chapter248





Chapter248







外が暗なったら電気付けるやんか



事務所が2階になってから外の暗さが分からんくて(太陽光直で閉めきっとるからな)、うちは気づいたら付けんねんけど


他はだぁれも付けへん



運送屋や来客が来た時暗かったら申し訳ないな



って思わんのかな




つか会社の印象に関わるやんか


気にはならんのかいな

Chapter249






Chapter249







流し台のゴミ受け?のゴミ誰がほかしとんの?



突如社長がいいよった





突如や突如、


何の脈略もなくや




鶏虎さんがしとるねんけど、放置やったようや



生ゴミはないけど、滅多に使わんからって湯沸し器みたいに放置はあかんやろ…


少なくとも社長夫人としては

Chapter250






Chapter250







茂籾さんがまた面倒なこと言い出しよった



「お揃いのパーカー作ろか」




お揃い?


しかもパーカー?



ここは学校ちゃうねんけど…


制服やのーて、ただの遊び


やって制服にパーカーはないやろ

Chapter251






Chapter251







運送屋もだんだん蜀仙に似てきた



荷物配達してくれる時な、普通は事務所まで持ってくるやんか

マンションやったら玄関までな


けど大抵の運送屋は事務所まで持ってけーへん



生地の反物はともかくや、(移った最初に反物はええってゆうたしな)軽い軽いもんまで持ってけーへん



インターホンか電話おいとるさかい取りに来いかのどっちかや



サービス業にしてはお客様のこと考えとらんなぁ


うちが運送屋出来るだけの体力があるなら少しでも手間減らしてあげようと思おて事務所まで持っていくけどなぁ




受けとるんうちが押し付けられとるから、格下やてなめられて見下されとるんかな…

Chapter252






Chapter252







1階が倉庫になって出荷するとき必要やから、ガムテープ3個ぐらい使えるようにおいたんや


うちがな

(ガムテープの在庫は1階にあるとうちが分からんようなるから、2階にある。まあこれも相手を考えん会長が1階においとけゆうたけど無視や無視)






ほしたら無くなる無くなる



ガムテープも切る用の金具も在庫も





ガムテープは出荷した時に使ったら使いっぱなし、置きっぱなし、なおさへん



切る用の金具はガムテープが無くなったらほかさんとそのまま付けっぱなしで、これも放ったらかし


在庫は無くなったら放置、補充もせーへん、2階にはぎょーさんあるし場所も分かってるんに



何故せーへん????????

Chapter253






Chapter253







某ゲームで感動を覚えた



学校を校長先生が掃除してるシーンがあったんや




その校長先生の理由にな、感動してもーてん






私の学校だから



やて。




自分の会社なのに掃除しない社長が蜀仙やのに凄いなぁ~





フィクションながらめっちゃ感動したわ

Chapter254






Chapter254







請求書400枚を2時間かけて一人でしたらな、



呼吸が浅くなって頭が痛いことに家に帰ってから気付いた






請求書だけしとったらもっと早く出来て余裕もあるんに





請求書と出荷と電話と納期確認と在庫確認と発注と売上と仕入と来客と他の人の急ぎじゃない仕事の手伝い命令と強要




今までなら5人以上でしていたこと一人ってさすがにしんどい




しばらく動けんかった

Chapter255





Chapter255







ガムテープが無い無い騒ぐやつな(Chapter252参照)


梱包紐でもなってん



襷苳さんが無い無い騒ぐから在庫の置いてある場所見たら無いねん



その場所に無かったら無いねんやんか



そのことは襷苳さんも知っとる


やのに



いるんに、何でちゃんとしとらんの?



やて




知るかちゅーねん!!!!!!




紐使うんあんたらだけやし、常に在庫の場所なんか見てられへん


普通は少なくなったら、最悪最後の一つになったら、ゆうんが普通、普通や




仕事に責任あるならな、



何でその程度出来ひんねん?

Chapter256






Chapter256







Chapter239の件が進まん中、古妬さんがミシンやりたいって言い出した



やるのはええねんけど、今やっとるたたみも満足に出来てへんのにどーすんねんな

Chapter257






Chapter257







会長はなんやら電話にでたらあかんってゆわれとるらしい




社長にな






理由は分かるけど、




それをゆうだけの社長も理由を考えんと出ないだけの会長





改善せーへんと臭いもんに蓋をするだけや

Chapter258






Chapter258







綾牝さんが入れたお茶の湯飲みがな、



えらい濡れてると思おたら




入れすぎたからって湯飲みから湯飲みへうつした結果やねん




濡れとったら拭くやろ、普通



つか人に出すお茶の扱い最悪やな



これが老害の入れ方か?

Chapter259






Chapter259







綾牝さんがかましよった




新規の銀行が売り込みに来た時、綾牝さんがなんやガサゴソしとるなぁ~思おてたら…



お茶出ししてよった




お茶はちゃんとうちがいれたで



やのに、ヅカヅカ入ってって、社長の海外土産の残りを箱ごと差し出したあげくに、銀行に金利あげろと要求したらしい



イ・ミ・フ・メ・イ



ボケとんねんやからしっかり手綱引かなあかんわ



蜀仙の信用落しとるんが社長自身って、終わっとるな

Chapter260





Chapter260







綾牝さんのボケ行動はまだあんで



請求書を必死でうちが一人でしとる時、綾牝さんがしでかしょった



ちょっと目を離したすきに……………………何しでかしたか分かるか?



またお菓子配っとたみたいやねんけど、そのお菓子を請求書の上に乗せよった!!!!!!!!!




得意先に出す請求書の上にやで!!!!!!!





ありえへん……………………

Chapter261






Chapter261







鶏虎さんが外から帰ってきた時、シンナー臭いってゆうた




襷苳さんが汚れ落しかなんかを使こおたんやろうって、鶏虎さんと茂籾さんとゆうとったんやけど




真実は違った





綾牝さんが湯飲みを漂白剤で何回も何回も洗っとったからやった




茶渋がついた訳やあれへんし、漂白剤使う時は換気せなあかんにしてへんから臭いこもるし



しばらく近付く度に頭痛なったわ………

Chapter262





Chapter262







蜀仙は善意で最初にした人間に押し付ける習慣があんねん



主に、つか絶対にうちがな




ファックスを朝一に取って分けるとか


送り状の控えを運送屋別にファイリングとか



来客とか



お茶汲みとか



掃除とか





ほんとなら後輩がするべきもんや


他は知らんけどうちが入った時にそうしたんやから蜀仙では普通なんや





けど、






うち以外には誰もせーへん



後輩に教えもせーへん



うちが少しゆっただけで、あっちは忙しいからうちがするんが普通やて




うちの直属後輩やったら、ちゃんと指導出来んのになぁ

Chapter263






Chapter263







鶏虎さんが社長に愚痴っとった



クラウドの会計ソフト使いにくいねんて




確かに使いにくいけどな、それは全部の機能を使いこなしてからゆえちゅー話や





マニュアルも見れるんに何故うちに聞くんか分からん



自分で調べようちゅー気がまるであれへん



そりゃ成長せーへんわ

Chapter264





Chapter264







社長はほんま経営者として失格やわ




均鱒さんが頼まれた在庫数えるんを手伝い表に纏めてあげ印刷した紙を均鱒さんに渡し会長に報告してもらうようにゆった


そしたら均鱒さん分からんしそれはうちの仕事やからうちが責任もてやて




いやいや、均鱒さんが分からんかったら学べばええし、それはうちの仕事ちゃう


あえていうなら、鶏虎さんが会長に頼まれたことをうちに押し付けた時は鶏虎さんは報告せーへんで?うちに押し付ける


それをしたまでや



お前の妻がしとんねんやんか


それに習っただけや

茂籾さんが午前中発注で忙しいから電話取れとうちに強要した時も、



茂籾さんは忙しいねん、榊さんが積極的に取らなあかんやん




いや、あんたらゆうたやんか先輩後輩も関係ないって(Chapter185参照)




やから出れる人が出ればええんちゃうんか?


うちにそうゆったやろ?

更には、うちに気を使えるような人間になって欲しいって説教してきた



また笑い堪えるの必死やった(笑)




気を使えないんやないねん


気を使ってないねん





気を使って欲しかったらうちに気を使わなあかんよ



気を使っても無意味やと理解したから使わんだけやし


うちの気はお前らに使う為にあるわけやないから

Chapter265





Chapter265







会長ノート事件な(Chapter224参照)、茂籾さんがノート買ってきた



趣味の悪い花柄の小さい手の平サイズのノート



「ちょうど3色セットやってん。お揃いやね♪」やって




ノートにまでお揃い?
小学生か?


つか3冊100円やて
社内備品買っとるネット注文の方が安いねんけど相談ないねんなぁ

Chapter266





Chapter266







うちは事務員やのーて連絡係やってんて



Chapter227の件、自分が言い出したくせにすっかり忘れとる



重要なことは角橋さんに聞いて襷苳さんに聞いて、うちは伝書鳩しとけやねんて




ほんまうち見下されとるわ

Chapter267





Chapter267







例によって会長と綾牝さんに押し付けられた出荷をしとったら綾牝さんが一言。



「榊さんもコストを考えるようになったんやなぁ。」





うん。


コストって単に出荷の商品入れる段ボール箱を小さいのやったら2箱になるから、おっきい箱で1箱にしたまでや。


送り状の個口書くんも面倒やし、運賃節約やし、




つかコストゆーんやったらお前らがやれちゅーねん!