ううっ、可愛く小首を傾げないでー!
「……はい」
「よかった」
それはもう、本当に嬉しそうに目を細めて立川さんが笑う。
こんなに嬉しそうに笑われたら、こっちまで嬉しくなっちゃう。
「じゃあね、紅夏。
ちゃんと戸締まりしとくんだよ。
僕以外の人が来たら開けちゃ、ダメ」
「はい」
「ほんとに、ほんとだよ?
僕以外の人間を入れちゃダメだからね。
そうじゃないと紅夏が危ないから」
いままでのことがあるから、心配なのはわかる。
が、少し心配しすぎじゃないかな。
「また明日来るから。
じゃあね、紅夏」
立川さんの顔が傾きながら近づいてくる。
意味がわかって目を閉じたものの……直前で、開いた。
「……はい」
「よかった」
それはもう、本当に嬉しそうに目を細めて立川さんが笑う。
こんなに嬉しそうに笑われたら、こっちまで嬉しくなっちゃう。
「じゃあね、紅夏。
ちゃんと戸締まりしとくんだよ。
僕以外の人が来たら開けちゃ、ダメ」
「はい」
「ほんとに、ほんとだよ?
僕以外の人間を入れちゃダメだからね。
そうじゃないと紅夏が危ないから」
いままでのことがあるから、心配なのはわかる。
が、少し心配しすぎじゃないかな。
「また明日来るから。
じゃあね、紅夏」
立川さんの顔が傾きながら近づいてくる。
意味がわかって目を閉じたものの……直前で、開いた。